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とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

ラブライブ!ss(にこまき)にこまきAfter~パーティーナイト・エンド~

ピクシブにあげたもの

出会いから10年後。
矢澤にこにー(27)と西木野女史(25)のお話。

※本編+設定集

 ホント、なんていうか――夢のような夜だったなぁ…。
 もしかしたら本当に幻想なんじゃないかと錯覚するほどに。地に足がつかないというかなんというか。とにかく現実味が湧かないというのが本音。まるで空を飛んでいるかのような、ふわふわとした夢見心地の中に私はいたような気がする。
 だけど、それも長くは続かなくて、断続的に訪れる快楽の波が押し寄せる度、私を現実に引き戻すのだ。
 甘ったるい嬌声を紡がせる私に気を良くした彼女は。

 にこちゃん――。

 優しく微笑み名を呼ぶと、私の体に赤い花を咲かせた。
 何度も何度も。狂ったように私を求めた。
 現実と幻想の狭間を行ったり来たり。そんな一瞬にも満たない時を繰り返しながら、私は彼女のされるがままに喘ぐことしかできない。
 まったく、こんなことなら裸リボンでプレゼントなんてやるんじゃなかった。こんなことを提案しやがった張本人達には後でキツイ罰を受けてもらわなきゃ割に合わない気がする。
 おかげで私は、文字通り真姫ちゃんのモノになってしまったわけである。野獣と化した真姫ちゃんが、小動物であるにこうさぎを一方的に犯し尽くすという、ある意味レイプまがいのセックス――。
 だけど相手は真姫ちゃんだから。それが嫌なわけじゃないし、むしろ願ったり叶ったりなわけだけど。お互いの気持ちを確かめ合った今となっては、普通に恋人同士の情事を楽しみたい――なんて、当たり前の欲求で胸がいっぱいなわけ。
 ……とは言え、私も前科がある以上大きくは言えない。だから今夜くらいは、10年以上も待たせた彼女の好きにさせてあげよう――そう考えたのだった。
 しかしそれが運の尽きというか浅はかな考えだったと気付いたのは事が終わってから。
 私の淡い思いとは裏腹に、真姫ちゃんのサディスティックな愛撫に翻弄され、女の悦びを体中に教え込まされてしまった。なんたることか。
 結果、西木野真姫による『矢澤にこ調教計画』は見事完了と相成ったわけである。
 めでたしめでたし――と、ここで話を終わらせたいのはやまやま。
 だが、実はこの話には続きがあった。

 長きにわたるパーティーナイト。
 その翌日のことである――。

 私こと矢澤にこは、目覚めと共にふと呼吸器官に違和感を感じてカッと目を見開いた。

「ふもっ!? むぐっ、むぅ~~!」
「ん…すぅ…にこちゃ…んん」

 とてつもなく柔らかなナニかに顔を包み込まれていた。おまけにぐいぐいと押さえつけられて呼吸がままならない。

(え、なに!? どういうこと!? ちょっ、苦しっ…!?)

 脳に酸素が回らなくて、冷静な判断ができない。無論、寝起きということもあってまだ本調子じゃないということもあったが、このままではあっという間にお陀仏まっしぐらだ。
 柔らかくて、気持ちよくて、でも苦しくて。そこから察するに、どうやら真姫ちゃんのおっぱいの間に挟まれているらしい。ある意味、幸せな状況ではある。しかし当事者になってみればわかるが、ガチで窒息しかねない状態だった。

(苦しい…死ぬ…やばい…誰か助けっ…!)

 力を振り絞って、もがき苦しみ、必死に抜け出そうと試みるが、彼女に抱き枕のごとく両手で押さえ込まれているせいでまったく抜け出せない。いまだ夢の中にも関わらず、なんて怪力だ。このままでは三途の川へと誘われてしまうのも時間の問題だった。

(ギブギブっ! このままじゃホント死ぬって…! あ、やば…なんかボーっとしてきた…)

 もとより小柄で非力なにこが、真姫ちゃんに力で勝てるわけもない。
 10年という期間で羨ましくもサイズアップした巨乳の弾力によって意識が飛びそうになる。

(…冗談抜きでやっばいわ…!)

 10年来の想いがようやく実を結んだその翌日に、愛する恋人のぱふぱふ天国(地獄)で窒息死なんて、笑い話にもならない。このままでは遅かれ早かれ『都内某所に在住の女性――矢澤にこ(27)、交際相手の胸に挟まれ窒息死』なんて一面を飾った新聞が世に出回りかねない。下手したらニュースになってテレビ中継、挙句ネット上でも騒がれかねない珍事として歴史に残ってしまう。
 それだけは、なんとしても断固阻止だった。
 こんなマヌケな死に方があっていいはずがない。
 いくら「どうせ死ぬなら真姫ちゃんの腕の中で死にたい」なんて思ってたって、それはそれ、これはこれである。
 とにかく、酸素を奪われ続け朦朧とする意識の中、勝負をかけられるのは一回きりだと判断した。
 私は全神経に一瞬の力を込めて、

「むぐっ~~~!!!っ…っ…!」

 腕の力が緩まった一瞬の隙をついて、遂に胸の谷間から抜け出すことに成功したのである。

「ぷはっ!」

 さすが私、やれば出来るじゃない。

「はぁはぁはぁ…フゥ…ん?」
「…はぁ…すぅすぅ…」

 呼吸を整えつつ顔を上げると、幸せそうに眠る真姫ちゃんの顔がどあっぷで映る。

(やれやれ…人の気もしらないで気持ちよさそうに寝ちゃって…)

 寝顔は天使、なんて言うけれど、こうして間近で見ると実感する。本当に綺麗な子なわけですよ。私、ちゃんと釣り合い取れてるのかな? なんてちょっと思ってしまう。

「……あー…死ぬかと思ったわ…てか、真姫ちゃんぜんぜん起きないわね」

 あれだけ必死に暴れていたにも関わらず、真姫ちゃんはいっこうに目を覚まさない。仕事疲れのせいか、はたまた昨夜の情事のせいか。……いや、今回ばかりはさすがに後者のせいだろうと結論づけながら、早々に真姫ちゃんの腕から抜け出し起きる準備を始めた。

「ん~…さてと、朝ごはんの支度しますかね…」

 ベッドに腰掛けつつ、大きく伸びをする。昨夜の情事のせいで疲れは抜けないが、そんな事も言っていられない。
 いくら真姫ちゃんと本当の意味で恋人同士になろうが、今までの生活自体がガラリと変化するわけじゃない。朝ごはんの支度をしなきゃいけないのもそうだし、当然ながら仕事を休むわけにはいかないし――。
 結局、私のやることは何も変わらないのよねぇ――なんて苦笑しつつ、最初の一歩を踏み出そうとした瞬間、予期せぬ事態が私を襲った。

「え? ちょっ…なっ…ぐへ!」

 ガタっ!ガタタ!ゴキッ!と嫌な音が響いた。
 地に足を付けたその瞬間、膝からカクンと力なく折れ、そのまま床に顔面から突っ伏してしまったらしい。
 一瞬、自分の置かれた状況が理解できなかった。

「え…ナニコレ…足に全然力入らないんですけど…? え…ちょっと嘘でしょ?」

 夢なら覚めてと願ったところで現状に変化はない。残念ながら現実だった。足に力が入らないどころか、腰が痛くて立ち上がることすらままならない。一体全体どうしたことだこの異例の事態は。

「いやいや…いくら昨日のえっちが激しかったからって、まさか本当に足腰立たなくなるなんて…そんな漫画みたいなことあっていいわけ…」

 昨夜、漫画みたいな格好(裸リボン)で自分をプレゼントした私が言うセリフじゃないが、そんな風に言い聞かせてみたところでピクリとも体は反応してくれなかった。

「くっ…負けてたまるか…!」

 根性見せろ矢澤にこ! 足腰立たなきゃ腕がある!
 ――そう気合いを入れ直し、床に突っ伏したままほふく前進の要領で、腕の力だけで床を這ってみた。なかなかどうして、やろうと思えば人間何でもできるものだ。さすがに格好がいいとは言えないが、なりふり構ってなどいられない。

「ふっ…ふっ…!」

 這い寄れ矢澤さん。傍から見たらホラー映画に出てくる白い女の亡霊か何かに見えたが、さすがにテレビの中から飛び出したりはしない。というかこっちも必死なので、冗談はほどほどに這うことに集中する。

「ふ、ふふ…この程度の問題は問題にもならないわ…!」

 這って這って這い続け、遂には扉の前までやってきた。しかしここでさらになる問題が――、

(…と、扉に手が届かねぇっ…!!!)

 最初に気付けと1分前の私に言ってやりたい。けどここまで来て諦めるなんてできるわけがない。私は持てる全ての力を振り絞って腰に力を入れ、腕を、震える手をドアノブに伸ばした。

「くっ…ここまでなの…!」

 だが、いくら伸ばしても、手は空を切った。
 届かない! あと、もう少しなのに…。

「も、もう…ダメ…」

 伸ばした手が力なく震え、遂には床に落下してしまった。
 ああ、どうやら私もここまでらしい。床に突っ伏したままドアノブに手が届くと思ったら大間違いだったようだ。
 私は自分の非力さを呪ったが、それでもここまでよく頑張ったと褒めてやりたい。
 もう、ゴールしてもいいよね…なんて思ったその時、私をさらなる絶望へと突き落とす事態が背後から襲った。

「う゛ぇ!?」

 まさに、負の連鎖だった。
 背後から聞こえたこの特徴的な反応はもちろん――、

「に、にこちゃん…? ナ、ナニやってるの…?」

 真姫ちゃんだった。顔だけ後ろに向けると、若干頬を赤らめた真姫ちゃんが私の姿を見て唖然としていた。

「ま、真姫ちゃん!? お、起きちゃったの!?」
「え…うん。なんかガタガタうるさかったし…ていうかにこちゃん、そんな破廉恥な格好でドアの前塞いでどういうつもりなの…?」
「ハ、ハレンチ!?」

 ここで思い返してみよう。私は今、どんな格好をしているのかを。
 昨夜、真姫ちゃんとえっちしまくった私は、当然のように生まれたままの姿で眠りに落ちたわけで。
 その格好のまま起床した私を襲ったのは、まさかの腰砕け。それでもなんとかほふく前進のままドアの前まで来たまではよかったが、そこでドアを開けず敢え無くリタイア。
 つまり、今の私の格好を真姫ちゃん目線で説明すると――、

『素っ裸の矢澤にこが、真姫ちゃんに向かってケツを突きだして、この寝室に一つしかない出入り口を塞いでいる』

 大事なことなのでもう一度言おう。

『素っ裸の矢澤にこが、扉の前で突っ伏しながら、真姫ちゃんに向かって、腰を高く突き上げて、ケツどころかアソコまでこれでもかってくらい見せつけて――』

 ――ってもういいわよ!! 何回言わせんのよ!! いい加減にしてよ!! これじゃ私、ただの変態じゃないの!!

「えーと…」

 真姫ちゃんも真姫ちゃんで、さすがに直視するのは憚られたのか、そっと顔を逸らすとぽりぽりと頬を掻いた。
 昨夜の情事で恥ずかしい姿をこれでもかと見られた私ですら、さすがに耐えられなかった。羞恥で顔が真っ赤っか。大事なところをおっぴろげて真姫ちゃんに見せつけるなんて痴態をやらかした私は、誰から見たってただの痴女である。

「ち、違うの真姫ちゃん…! こ、これには深い訳が…!」
「…その…昨日のじゃ足りなかったってわけ?」
「ち、ちがっ! 違うのよ真姫ちゃん! 私はただ部屋から出ようと――!」

 まさか昨日のえっちに満足できずに、朝っぱらからケツを突き出して誘ってるとでも思っているのだろうか。いや、まぁ、傍から見たらそう思うかもだけど、事実は全然違うのだから反論の一つもしなきゃ気が済まない。
 しかし真姫ちゃんは左から右に聞き流して私に近づくと、私のお尻をそっと撫でながら、耳元でこう囁いた。

「つまり部屋から出たかったら、にこちゃんを満足させろってことでしょ? もう…ホントにえっちなんだから」
「OK真姫ちゃん。お願いだから話を聞いて? まずは落ち着こう、ね?」

 はい深呼吸~。
 ひっひっふぅ~、ひっひっふぅ~。

「ええ、大丈夫よ。昨日のえっちでにこちゃんの弱いところは全部把握したから。まだ時間に余裕あるし、ギリギリまでにこちゃんのこと可愛がってあげるからね」
 
 全然大丈夫じゃなかった。落ち着くどころか既に臨戦態勢だった。真姫ちゃんは妖しい笑みを漏らすと、お尻を撫でさすりながら、徐々にその手を股間へと滑りこませていった。

「え…、あ、ちょ…、冗談でしょ? あ、待って真姫ちゃん、そこっ――アッー!?」


 ・・・・
 ・・・
 ・・


 余談だが…その日私は、残された体力を根こそぎ奪われた挙句、完全に足腰を粉砕され、やむなく仕事を休む羽目になってしまった。

 覚えてなさいよ真姫ちゃん…絶対いつか仕返ししてやるんだから…。







[初期設定 登場人物]


矢澤にこ 27歳

・本編の主人公。真姫の処女を奪った張本人。大学時代、酔った勢いで若さゆえの過ちを犯してしまう。
・自称アイドルマスター。アイドルの知識なら誰にも負けないと豪語している。
・見た目は高校時代からさほど変化がない。(もちろんスタイルも)
・高校時代から真姫のことが好きだったが、それに気付かず10年の時が過ぎた。人の気持ちに敏感なようでそうでもない。特に真姫が絡むと途端に鈍感になる。その鈍感さはラノベ主人公にも匹敵する鈍感王。
・色々あって真姫と同棲を始める。家では家事全般を担当し、医者として忙しい日々を送る真姫の手助けが少しでも出来ればと考えている。ちなみににこの作ったトマト料理は真姫に大絶賛だとか。
・音ノ木坂幼稚園に勤務している所謂「幼稚園の先生」である。園児達からは「にこ」「にこちゃん」「にこ先生」などの愛称で呼ばれ親しまれている。園児達の「アイドル」で、よく園児達にせがまれμ'sの曲を披露したりしている。園児達にはかなり好評で、一緒になって歌にダンスに楽しい時間を過ごしているらしい。


西木野真姫 25歳

・本編のヒロイン。大学時代、にこに処女を奪われる。しかし同意の上で致したということは真姫しかしらない事実である。
・言わずもがな、誰もが振り向くような美人である。最近もっぱら真姫ママに似てきているとかいないとか。
・高校時代からにこ一筋。10年間想い続けている苦労人。ちなみに貧乳萌え。
・お金持ちのお嬢様ということで、男性からの告白やらお見合いやらが引っ切り無しだが、にことの事があるため全て断っている。そもそもにこ以外の存在には男女ともに興味がないので、万に一つの見込みもない。生粋のニコチャン中毒患者である。ニコチャンが切れると途端に不機嫌になる。
・実家暮らしだったためか家事全般が苦手。というかまるで出来ない。電子レンジに生卵を突っ込むようなお約束をやらかすような筋金入りのダメさ加減。米を洗うなら洗剤と決めていた。
・西木野総合病院の跡取りで、自身は脳外科医を担当している。忙しい毎日を送ってはいるが、にこと同棲を始めてからはどこか生き生きしているらしい。同僚には「彼氏でもできた?」と茶化されるものの、あながち間違いではないので「う゛ぇ!」と顔を赤くすることしかできない。ちなみに、正確には「彼氏」ではなく「嫁」であるのだが。


高坂穂乃果 26歳

・スクールアイドルグループ「μ's」の元リーダー。10年前、音ノ木坂学院を廃校の危機から救った英雄である。
・10年経った今もあいかわらず犬っぽい。最近は可愛いよりも美しさに磨きがかかっている。本人に自覚はないがかなりモテる。自覚がないので無論、人の好意にはひどく鈍感、まるで気付かない。だが絵里は別。
・恋人兼旦那である絵里とは高校時代からの付き合い。バカップル全開のため、よく周囲などお構いなしにイチャつき始める。リア充爆発しろ。
・高校卒業後、一足早く製菓学校へと行った絵里を追って自身も製菓学校へ。卒業後は、実家である老舗和菓子屋「穂むら」の看板娘として絵里とともに働き始める。最近では実質2人で穂むらを切り盛りしている。ちなみに両親はと言えば、店を2人に任せ、旅行などフリーダムな日々を送っているとかいないとか。


絢瀬絵里 27歳

・スクールアイドルグループ「μ’s」の一員にしておっぱい担当2号。かしこいかわいいエリーチカ先輩。
・ロシア系クォーター。金髪碧眼の美女であり、ハリウッド映画などに出てきてもおかしくないような容姿をしているため、周囲からはかなり浮いているが、本人は特に気にしていない。おっぱいの方もさらにサイズアップしたとかいないとか。穂乃果曰く「絵里ちゃんのおっぱい枕は世界一」とのこと。
・穂乃果のおかげで今の自分が在ると本気で思っている。高校時代、先に告白したのは実は絵里の方。穂乃果のため(自分のため)なら文字通り何でもする。生粋のほのキチ。
・ほのキチが高じ、穂乃果との未来を勝ち取るため、高校卒業後とある理由から製菓学校へ入る。その後、老舗「穂むら」の和菓子職人である穂乃果の父に弟子入りを果たし、死に物狂いで和菓子作りの腕を磨いた。最近では和菓子作りを穂乃果の父に認められるまでになり、ほぼ和菓子屋「穂むら」を任されたと言ってもいい。これもひとえに愛の成せる技である。


南ことり 26歳

・元「μ’s」の衣装担当。可愛らしい容姿に似合わず、意外と計算高い性格である。主に海未に対して。
・見た目は自身が高校時代の理事長(母)によく似ているが、海未曰く「どれだけ似ていようと、ことりに勝る天使など存在しません」とのこと。綺麗というより可愛い女性。
・幼馴染の海未とは恋人同士だが、もはや恋人よりも長年連れ添った夫婦のような関係である。所謂「ツーと言えばカー」の仲。
・高校卒業と同時に保留となっていた海外留学を果たす。3年間海外でみっちりと服飾の勉強をして日本に帰国。現在では勉強の成果を生かし服飾関係の仕事に就き、日々奮闘している。
・コスプレが趣味。自分で着るのはもちろん、よく海未にも着せて楽しんでいるが、海未としては26歳にもなってヒラヒラとしたきわどい衣装を着るのはあまり気が進まないご様子。しかしことりに「おねがい」されては嫌とは言えない。ちなみにことりが着る分には大歓迎らしく、夜の性活でも絶賛活躍中だとか。


園田海未 26歳

・元「μ’s」の投げキス担当。必殺ラブアローシュートは今もことりの胸に突き刺さったままである。
・高校の頃よりさらに美しさに磨きがかかり、もはや誰もが羨む大和撫子である。μ'sの中では群を抜いて「美しい」という言葉が良く似合う。
・恋人であることりの事を愛してやまず、ことりのためなら倫理だって犯す覚悟はとうの昔に出来ている。ことりの事を天使と称している。基本的に常識人の海未だが、ことりが絡むと途端にダメになる。生粋のことキチ。
・園田家の跡取りで武道と日舞の達人である。その腕前はすでに免許皆伝の領域に到達している。特に武道の腕は相当なもので、命知らずにもことりに言い寄ってきたしつこいナンパ男数人をまとめて病院送りにしたことがあるほど。
・大学時代(ことり留学中)に『ことり欠乏症』を発症する。高校の頃と違い、最初こそ明るくことりを送り出した海未だったが、ことりが傍にいないという現実にいつしか絶望し、日に日にやつれていった。どうやら電話やメールだけでは足りなかったらしい。一時期、空を自由に飛び回る小鳥がことりに見え始めるという困った幻覚に苛まれ、さすがに見兼ねた真姫が自身の病院を紹介し、少しの間入院した経緯がある。


小泉花陽 25歳

・元「μ's」のおっぱい担当3号。にこに負けず劣らずのアイドルオタク。すでにその知識はアイドルマスターと称しても差し支えない領域に踏み込みつつある。
・三度の飯より白米が好き。白米に白米をかけて食べるのが小泉流。ちなみに白米に白米をかけても白米でしかないが、こだわりは人それぞれなので誰も文句は言えない。
・見た目は高校時代からそれほど変化はないが、最近は年相応に大人びてきている。『美人』と『可愛い』の狭間にいる女性。どちらかと言えば可愛い部類。就職を機にコンタクトからメガネに戻している。凛曰く「やっぱりメガネっ娘なかよちんがいちばんニャー」とのこと。
・絵里や希と言った規格外のおっぱいには若干届かないものの、彼女も相当なおっぱいを搭載している。しかもまだ成長中だとか。
・幼馴染の星空凛が好き。凛とは今もなお『親友以上恋人未満』な関係を続けている。μ'sで数少ない処女である。無論、一歩前に進みたいと思う気持ちがないわけではないが、今の関係もそれはそれで心地が良く、中々先へ進めないでいるのが現状。
・音ノ木坂学院で国語教師をしている。現アイドル研究部の顧問でもあり、生徒達からは「小泉先生」「かよちん先生」「ぱなよ先生」などなど、生徒達からの人望も厚い。


星空凛 25歳

・元「μ’s」のネコ耳担当。口癖は語尾に「にゃー」なのは今も変わらない。
・高校卒業後、花陽の勧めもあり髪を伸ばし始め、今ではすっかり腰まで届くロングヘアーが板についている。高校の頃のボーイッシュ系美少女が一転して、清純派系美少女に変貌を遂げている。が、変わったのは見た目だけで中身はまったく変わっていない。幼少のころからショートヘアー一本でやってきた凛からすれば、それなりの大冒険だったに違いない。なお、花陽に可愛いと言われると途端に照れて物陰に隠れてしまう。
・幼馴染の小泉花陽のことが好き。基本的に花陽といられれば幸せなので関係性についてはあまりこだわりはないが、花陽が告白などされると人並みにヤキモチは妬く。
・花陽同様、音ノ木坂学院で体育教師をしている。現アイドル研究部の副顧問であり、ダンスのコーチを担当。生徒達からは「凛ちゃん」「凛先生」「凛ちゃん先生」などと呼ばれている。


東條希 27歳

・元「μ’s」の裏ボスにしておっぱい担当1号。正真正銘の女神さま。μ'sの母。母性の象徴であるおっぱいは今もなお天下無双の領域にいる。
・みんなのお母さん的な立ち位置で、人生相談から恋愛相談までよく相談に乗ってあげている。
・大学卒業後、高校時代からのバイト先である神田明神にそのまま巫女さんとして働き始め、真の巫女さんとして活躍中。神より授かりしスピリチュアルパワーは彼女に力を与え、科学では到底説明できない不可思議な現象を引き起こすとか、起こさないとか。
・不可能を可能にするのが彼女の役割。人生に迷った時、道に立ち止まった時、彼女の下を訪れればきっと導いてくれるはず。


[ 2013/12/15 08:17 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)
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[ 2014/02/19 12:11 ] [ 編集 ]
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