とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『love your life ~AtoY~ #11』

ゆいあず誕生日記念!

※追記からどうぞ!



月曜日の朝はやっぱり憂鬱になるもの。
休み気分は抜けないし、学校へ行く気分にもなれないし、何よりベッドから出たくなかった。
冬の気配が近づくにつれ、さらにベッドの中が恋しくて、出ることを躊躇わせる。

しかしだからといって、そうも言ってられないのが学生というもの。
実際は学生だけじゃなく、老若男女全ての人に言えることだけど。
どんなに気分が優れなくても、そんな我侭が通るほど世の中甘くない。

だからこうして重い足を引きずってまで学校にやってくるのだ。
教室に入るとすぐ、私の机の周りで憂と純が楽しそうに雑談していた。
屈託なく笑いあう二人。相変わらず仲がいい。

ゆっくりとした足取りで机の前まで来た私は、


「おはよ、二人とも」


とりあえず先制のジャブ。二人に朝の挨拶をした。


「おっす!おっはよ梓♪」
「おはよう梓ちゃん♪」


それから二人の挨拶返し。
大輪の笑顔の花が咲くと共に返事が返ってきた。
正直、二人の笑顔は眩しすぎて直視できないほどだった。
一週間前から思っていたけど、どうしてこの二人は月曜の朝からこんなに元気なのか。
不思議で疑問で仕方がない。私は憂鬱モード全開だというのに、この差はなに?


「……」
「どうしたの梓?相変わらず辛気臭い顔して」


黙り込む私の様子を不思議に思った純が私の顔を覗き込んでくる。
顔は徐々に近づき、ズームアップしてきた。マジでキスする5秒前。
まぁ、するつもりなんてさらさらないけど。

さて、そんな私達の様子を見つめていた目玉が二つ。


「うー…」


憂だった。何故か唸るような声でホッペを膨らませている。
私にはどうして憂がそんな態度をとっているのか理解できなかったけど
でも顔を赤くしているその姿は少し唯先輩に似ていて、可愛いなと思った。
さすが姉妹だなぁ。

とりあえず私は、純の肩を掴んでぐいっと押し返した。


「相変わらずはよ・け・い!ていうかどうして月曜の朝からそんなに元気なのよ」
「えー別に普通だけど?そんなに元気に見える?」
「それはもう。元気が有り余ってるっていうか、生気がみなぎってるっていうか」


私は憂と純、二人の顔を交互に見つめる。
よく見れば、二人とも肌がつやつやのピカピカで、赤ちゃんのような玉の肌。
1週間前よりもさらにつやつや度がアップしているような気がするのはこれいかに。


「まぁ教えてあげないこともないけど。でも梓みたいなお子ちゃまにはまだ早い世界だよ?」
「ちょ、ちょっと純ちゃんっ…!」


純はそう言うと、ケラケラと楽しそうに笑った。
憂は憂で、何故か頬を赤く染めて驚きの声を上げていた。

私は純の物言いにムッとして、プクーっと頬を膨らませる。
子ども扱いしないでよ、と文句の一つでも言ってやろうかと思った。
しかし純は、


「まぁまぁそんな怒んないで、ちょっと話を聞きなさいよ」


怒り心頭の私を宥めるように頭をぽんぽんと軽く叩いた。


「実は昨日とおとといね、憂んちでお泊りだったんだ」
「また?そういえば先週もだったよね」


確か先週の月曜日も同じような話をした記憶がある。


「まぁね。寂しがり屋の憂を一人にしておけないし」
「も、もう…私別に寂しがりなんかじゃ…!」
「まぁまぁ♪」


ぷんぷんと怒った表情の憂を宥めるように「よしよし」と頭を撫でる純。
途端に憂は借りてきた猫みたいに大人しくなって、「あぅ…」と小さく声を上げた。
顔はすでにゆでだこみたいに真っ赤っか。

明らかに様子のおかしい二人。
二人の身に起きた事が気になって夜も眠れない。


「……」


ごめん、訂正。夜眠れないほどじゃない。


「で?憂の家に泊まったからなんだっていうの?」
「朝から晩まで憂といちゃいちゃしてました」


さも当然のように言い切る。


「ちょっ!いちゃいちゃって…」


聞き捨てならないそのセリフ。
驚きのあまりカっと目を見開いて身を乗り出した。
これが驚かずにいられようか!

純のいちゃいちゃ発言に、もう一人の当事者である憂の反応がない。
いの一番に反応しそうな気がしていたのだが、まったくの無反応だった。
いやまて…何かおかしい、そう思って憂の様子をじっくりと観察する。


「はぅ…」


憂は純に頭を撫でられすでにノックアウトされていた。純のされるがままだ。
もう抵抗する気もないのか、うっとりした顔で頭を撫でられ続けている。
メロメロだなおい。


「実は私、結構寝不足なんだよねぇ」
「ど、どうして?」


ワザとらしくゴシゴシと目元を擦る純。
正直、元気りんりん過ぎて寝不足にはぜんぜん見えない。
しかし問題はそこじゃないと思い直し、純に問う。


「いやさぁ、憂がなかなか寝かせてくれなかったんだよね」
「そ、それって…」


ま、まさか――。つまり二人はそういう関係にあるってこと?
チョメチョメ的な禁則事項を毎夜毎夜しちゃうような仲だってこと?


「ふふ♪ここから先はお子ちゃま梓には早いよん♪」


ぱちんと、星が飛びそうなウインクで最後を決めた。

ていうかいい加減、お子ちゃまお子ちゃまと子ども扱いするのはやめなさいよ。
私だって唯先輩のおっぱい揉んだり、おっぱいスポンジを背中に受けたり、おっぱいの先っちょで桃源郷だったり。
大人の世界に片足を突っ込んでるんだからね!
…と、言ってやりたいが恥ずかしくて言えないヘタレな私。

とりあえず、憂と純の関係については深く考えることはやめておいた。
胸の中にそっと仕舞い込んであげるのもまた、親友の勤めというものなのだ。
決して二人の関係が羨ましいとかそんな事はない。断じてない。


「ところで梓ちゃん」
「ん、どうしたの憂?」


純に頭を撫でられていた憂だが、開放と同時に正気を取り戻し私に声をかける。


「今週の土曜日お姉ちゃんの誕生日だって知ってる?」
「ああうん、知ってるよ。先週教えてもらった。ていうか唯先輩も誕生日忘れてたみたいだけど」
「あはは…お姉ちゃんらしいね。毎年私が教えるまで忘れてるから」


毎年忘れるとかさすが唯先輩だなと思った。
人の誕生日だけはしっかり覚えてるくせに、自分の事となると途端に無頓着だなあの人。
まぁ、私の誕生日を覚えていてくれたことは素直に嬉しかったけどね。


「プレゼントはもう決めたの?」
「えーと、まぁ一応。1個はもう決めたよ」


1個だけなら唯先輩の誕生日を知った日にすでに決めていた。
唯先輩に貰ったプレゼントの一つ、犬のぬいぐるみの“ゆい”
それに対して、私も同じようにぬいぐるみを渡そうと思ったのだ。
唯先輩は犬のぬいぐるみだったから、私は猫のぬいぐるみをプレゼントする予定である。
可愛いもの好きの唯先輩なら、きっと喜んでくれるはず。
喜んでくれたら、嬉しいなぁ。


「1個ってことはまだあるんだ?」


純が首を傾げながら質問してくる。そこを聞き逃さないとはさすが耳聡い。


「まぁね…唯先輩には二つプレゼント貰ってるから。だから私も同じように返したいなって」
「ふ~ん」


唯先輩にはゆい以外にもプレゼントを貰っていた。
言うなればそっちの方がメインのプレゼントだと思う。

そのプレゼントとは――。
それは唯先輩自身、彼女の“心”そのものだった。

私に“恋”を運んできたその“心”
目に見える物でない以上、それは返そうと思って返せる代物じゃない。
けど、どうしても返したいと思った。
唯先輩が私にくれた“心”の分、いやそれ以上に。

唯先輩の“心”に見合うだけのプレゼント。私はずっとそれを探してる。
もうあまり時間は残されていない。悩んでいる時間はそんなにないのだ。

でも、本当はもう答えが出ているような気がした。
何をあげればいいのかなんて――。


「ま、頑張りなよ梓。応援してるからさ」
「お姉ちゃんならきっと、梓ちゃんのぜんぶを受け取ってくれると思うから。頑張って梓ちゃん」


親友二人の激励の言葉を胸にそっと仕舞い込んだ。

唯先輩へ贈る最後のプレゼント。
私らしい、私だけにしかできないこと。
それは――。



【あとがき】
休み明けと言えば憂純の出番。
というわけで前回よりもパワーアップした憂純の登場ですw
梓のプレゼント選びもだいぶ進みましたがまだ肝心のプレゼントを決めかねてます。
はてさて、どうしようかなw
[ 2010/11/22 22:20 ] 未分類 | TB(0) | CM(7)
プレゼントは当然からだですよね? ね?
唯誕まであと5日風邪をひかずに頑張って下さい。   
[ 2010/11/22 23:20 ] [ 編集 ]
憂純に夜の戸張が………
ワタシもキラキラしたい!!

プレゼント?それはもちろん初めtうわなにするやめ…
[ 2010/11/22 23:29 ] [ 編集 ]
憂純はもう温かく見守るしかないな(`・ω・´)
唯梓はついに後半に入っていくわけですね!!
明日以降&誕生日SSが楽しみです☆

憂純の週末の夜SS見たいn...(ry
[ 2010/11/22 23:32 ] [ 編集 ]
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[ 2010/11/22 23:53 ] [ 編集 ]
憂純はどんどん進展してますね!!
憂純はもう唯梓よりどんどん関係が深くなってきてますね〜!!

梓のぬいぐるみはやっぱり猫なんですね^^
もう一つのプレゼント気になります><

あと僕もryoさんと一緒で憂純の夜のイベントが見た(ry
[ 2010/11/23 00:03 ] [ 編集 ]
くっふふふふふうふふふふ・・・・・・・俺は、梓が唯にあげるプレゼントをいっこ当てれましたぞいww
てか、唯は犬に似ているからゆいわん
と、あると猫に似ている梓がアズにゃん・・・・・順番逆だww

という、観点からぬいぐるみを射当てた俺は・・・・・・何者?

とりま、俺の考えている事がもう一つのプレゼントだったら
間違いなく、俺はまた楽園へ行くだろうと思いますね。といっても、また違う道をたどってww
[ 2010/11/23 00:26 ] [ 編集 ]
梓「師匠ー!ここに百合カップルがいまーす!!」

紬「そうなんだ、じゃあ私憂ちゃんの部屋に隠しカメラしかけてくるね」


や、物語が加速し始めましたね。週末までドキドキが止まりませんよー。

最後の最後までゆいあずを見守ります(*^ー゜)b
[ 2010/11/23 01:41 ] [ 編集 ]
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