とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『love your life ~AtoY~ #4』

ゆいあず誕生日記念!

※追記からどうぞ!


11月15日――朝。
教室について早々、私は窓際へと足を運び、ただ黙って空を見上げた。
窓を通して見える空模様は生憎の曇り空。どんよりとしている。
天気予報では時々雨が降るといっていたから、もしかしたら降るかもしれないが、
降水確率は50%と、確率的には半々…。
降るかもしれないし、降らないかもしれない。
そんな曖昧3cmな天気予報だった。
私としてはもちろん降らない方がいい。
降らないに越した事は無いのだから。


「はぁ…」


思わず漏れ出る溜息。
その日は朝から憂鬱だった。その理由は極めて単純明快。
それは今朝の目覚めの事だ。


「また…やっちゃった…」


朝目覚めた瞬間、鬱になるような事件が起こった。
その事件とは――。
私の右手の幻想殺しが、恐れ多くも唯先輩の桃尻を撫で回していたという奇怪な事件。
もちろん意識してやったわけじゃないし、目覚めた時には既に手が尻にあった。
もしかしたらそんな夢でも見ていたのかもしれない。
夢の内容なんて覚えて無いないし、夢を見ていたかどうかも危ういけど…。
とにかくなんという暴挙。これで何度目だ?目覚めに不埒な行為におよんだのは…。
2回目?いや、3回目だったか?

まぁいい…。
そんな事はもはやどうでもいい。もう終わったことだ。気にしたって仕方が無い。
問題なのは私がそろそろ引き返せない場所まで来ているんじゃないかってこと。
このままでは唯先輩の滞在期間までに彼女を襲ってしまうかもしれない。
そんな事になれば私の恋が成就するどころか逆に唯先輩に嫌われかねない。
それだけは何としても回避したい私だった。


「…どーしよ」


また溜息を付き、鬱になりそうなことを考えていたその時だった。
背後から忍び寄る影が、私の肩をポンと叩いてきた。


「おはよ梓!何景気の悪そうな顔してんの!」
「おはよう梓ちゃん♪」


振り返ると、そこには純がいた。純の後ろにはニコニコした憂がいる。


「おはよ二人とも…」


私も挨拶を返して、改めて二人を一瞥する。
朝から随分元気だなと思う。元気が有り余ってるって感じ。
顔は艶々していて、悩み事なんて皆無に見える。


「それでどうしたの?朝っぱらから元気ないけど」
「別に、何にもないよ。月曜の朝なんてみんなこんなもんでしょ?」
「ふーん…そっか。まぁ確かにそうだよね」


さすがに、私の悩み事は人には話せない。話せるわけがない。
話した瞬間に私はHENTAIの烙印を押されてしまう。
くわばらくわばら…。


「そういう純は朝から元気だね。何かいいことでもあったの?」
「へ?うーん、まぁいい事って言えばいい事かな。ね、憂?」


相変わらず元気な純だが、私が質問すると照れ顔で憂に同意を求める。
Why?何故そこで憂に振る?何故照れる?照れるようなことなのか?


「そ、そこで私に振らないでよ、ばか…」


すると憂は目を逸らして、頬を赤らめた。憂らしからぬ態度に、私は目を見開いた。
驚愕だ。憂がばかって言ったぞ、ばかって。確かに純はばかだけど…。
本当にいったい何があったんだろうと勘ぐらずにはいられない。


(気にはなるけど…)


とりあえず今日のところは聞かないでおこうと思った。
今は自分の悩み事で精一杯なのだ。他人の事まで考えている余裕は無い。


「あ、そうだ憂」
「え、な、何? 梓ちゃん」
「ごめんね、唯先輩借りちゃって。一人で大丈夫?」
「あ、ああうん、全然大丈夫だよ!ちょっと寂しいけど、両親もいるし。それに純も、っ…じゅ、純ちゃんも泊まりに来てくれたし! あはは…!」


気のせいかな?


(今、“純”って呼び捨てにしなかった?)


気のせいだよね?

普通に考えたら気のせいだ。だってありえない。
憂が誰かを呼び捨てにするところなんて聞いたことないし。


「土日は憂んちにお泊まりだったんだ。どうだ!羨ましいか!」


ふんすっ!と得意げに胸を張りながら、純は言った。


「なるほどね…まぁ楽しそうで良かったよ。憂のことだから唯先輩いなくて泣いてるかと思ったし」
「ふふ♪ 気にしすぎだよ~。私だっていい加減、姉離れしないとね!」


なんだか憂まで得意げに胸なんか張ってる。私には無いその胸の膨らみが少し羨ましい。
憂のその言葉を聞いた純は、突然ケラケラと笑いだし、それから憂の耳元でボソッと呟いた。


「『純ちゃんは私の傍にいてくれる?』」
「~~~ッッ!?」


その囁きにも似た呟きは、憂に想像以上のダメージを与えたようで、
憂の顔からボフンっという音を立てて蒸気を吹き出させた。
顔が真っ赤を通り越して、グツグツと煮えたぎったマグマのようになっている。

当然私は、憂のその様子に疑問を抱いた。不思議に思わない方がどうかしてる。


「な、何?いったい何なわけ?」


憂はマグマ顔のまま「な、何でもないの!気にしないで!」と手を振り回しながらわたわたと慌てだす。
そんな風に取り乱されると、余計気になって仕方ないのだが。


「『大丈夫だよ、憂には私がいるから。ずっとね…』」
「じゅ、純ちゃっ!? そ、それ以上はもう!!」
「『嬉しい…ねぇ純ちゃん、もっとギュってして?』」
「ひ、人の話聞こうよ!!」
「『いいよ。でも一つだけ条件、私のこと“純”って呼んでくれる?』」
「純っ!?」


なんだか二人して楽しそうだった。ヒートアップしてる。
置いてけぼりを食らって、私の方が疎外感を感じてしまう。


「なはは♪ 憂は照れ屋だねぇ~。まぁそんなところが可愛いんだけどねー♪」
「ばかばかっ…言わないって約束したのにぃ~!」
「あはっ☆」
「うーうー!」


お願いだから私の事も構って欲しい。私のほうが寂しいよ?


「まぁそう言うわけで、私と憂はヨロシクやってるから。梓は気にせず唯先輩と同棲生活を楽しみなよ♪」
「どどど、DOUSEIいいいい!?」
「違うの?ていうかなんで英語?」
「ち、違うよ!た、ただ二人暮ししてるだけであって、同棲なんてそんな…!」
「何が違うのよ?」
「違うもん!ぜんぜん違うもん!」


そ、そうだよ…あれは同棲じゃない。同棲じゃないもん。
まだ恋人同士になってもいないのに、同棲なんて雲の上の絵空事だ。
そう、私達はまだ恋人同士じゃない。だから同棲違う。おーけー?


「――って、まだ!?」
「梓?」
「梓ちゃん?」


まだってことはこれから恋人同士になる気満々か私――!!
まだ告白すらしてないのに。
告白しても断られる可能性だってあるのに。
そもそも私達女の子同士だし。
断られる可能性の方が――。
いやいやまてまて!
まだそう断言するには早計じゃない?
諦めたらそこで試合終了だと偉い人も言ってたよ。

いつだったかムギ先輩も言っていたじゃないか。
あの時は話半分に右から左へと聞き流していたけど、
ムギ先輩曰く、最近は百合萌え人口が増加しいると言う話じゃなかったか?
あれ?あれあれ?もしかしたらイケるんじゃない?
唯先輩に告白して、OK貰って、お付き合いを始めて。
大学生になったら両親に許可を貰って改めて同棲。
大学を卒業したらそのまま結婚――。
子供はIPS細胞――。
老後は――。
etcetc。


「なんかニヤニヤしてる…大丈夫かな、梓…」
「あはは…ど、どうかな…もう手遅れかも…」


その後、HRが始まるまで百面相を続けていた私は、
先生に叱られるまで、唯先輩との人生設計についてブツブツと語っていたらしい。
何食わぬ顔で席に付いていた純と憂がいた。
目と目が合うと、バツが悪そうに目を逸らされた。
どうして正気に戻してくれなったのかと、憤慨せずにはいられない。

こんちくしょうめ。



【あとがき】
というわけで月曜日の朝のひとコマ。月曜の朝って無駄にブルーになりますよね。
私の場合は仕事ですが、正直働く気にならないので最初の1時間ぐらいはボーっとしてますw
まぁそれはそれとして! 憂純?いいえケ(ry
唯先輩がいなくなった後の憂の状況を書きたくて、当然のように純とヨロシクやらせてみたw
それがうちのデフォルト!!

そういえばこのシリーズ、毎日書いてますね。大丈夫かな?
[ 2010/11/15 21:10 ] 未分類 | TB(0) | CM(8)
まさか憂と純がそんなことになっていたとは・・・

あずにゃんはもう妄想しまくってますね^^
次あたり襲ってしまうのか!!続き楽しみにしてます!!
[ 2010/11/15 21:39 ] [ 編集 ]
大丈夫だ、問題無い。




スミマセン…無理しない程度に続けてくださいー
ゆいあず分補給はフルチャージですので!
[ 2010/11/15 22:27 ] [ 編集 ]
あずにゃん、君が「自分は変態ではない」と言い張るならまずはその幻想を(ry
ここにきての憂純とは… 憂が可愛い。

ええーい 夜のイベントはまだなのですか?
師匠と一緒に待ってます
[ 2010/11/15 22:36 ] [ 編集 ]
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[ 2010/11/15 22:45 ] [ 編集 ]
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[ 2010/11/15 23:35 ] [ 編集 ]
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[ 2010/11/16 00:05 ] [ 編集 ]
純ちゃんと憂が艶々してるだと……
まさか前日ににゃんにry)

あずにゃんがまさか幻想殺しだったのか……
早く唯先輩フラグを建てて欲しいですね
しかし起きたとき無意識に唯先輩の桃尻を撫で回してるだと……
前よりかなり悪化してる……
唯先輩の誕生日ぐらいには目が覚めたらすでに事後とかかなりやばいことになってそうですね(*゜∀゜)=3ハァハァ

授業中に唯先輩との人生設計について語ってたのか
唯先輩に聞かせてやりたいです
[ 2010/11/16 00:14 ] [ 編集 ]
イマジンブレイカーww
そんな・・・・・もし、本当にイマジンブレイカーなら唯の天使のオーラーは・・・・・
[ 2010/11/16 08:24 ] [ 編集 ]
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