とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『love your life ~AtoY~ #3』

ゆいあず誕生日記念!

※追記からどうぞ!


夕暮れに染まる商店街を私と唯先輩は二人で歩いていた。
それは私にとって日常的な風景と言えばそうじゃなくて、
日曜日の夕飯時に、唯先輩と二人して商店街にいることは珍しいの一言。
これもひとえに、二人暮らしを始めた副産物と言える。

一般的な高校生なら、服やら小物など、ウインドウショッピングを楽しみながら回るはずの商店街。
私達もその一般的な高校生にカテゴライズされるは言うまでもないが、今の私達は完全に主婦だった。
それもそのはず、私達は今日の晩御飯の食材を買いに、はるばる商店街にやってきていたから。
まぁ来たはいいが、夕飯を何にするか決めていなかったからか、中々買い物がはかどらないでいた。


「唯先輩、何か食べたいものありますか?」
「う~ん…何でもいいっていうのは無しだよねぇ?」
「まぁ、作る方から言わせてもらうと、何でもいいっていうのが一番困りますね」
「…だよね。憂もよく言うし」


唯先輩は八百屋やら肉屋、魚屋などをちらちらと見ながら「何がいいかなぁ~」と悩み中。
こんなことになるなら、買い物に出る前に決めてくればよかったと思わずにはいられない。
かれこれ、15分以上は商店街をぐるぐる回っている。
私達にはまだまだ主婦業は早いと言う事だろうか?

何を食べたいか考えていた唯先輩が突然「おっ!」と声を上げた。
その明るい声色を聞くに、どうやらいい案を思いついたらしい。


「あったかいものとかどうかな?」
「あったかいものと言うと?」


食事を作る際、大抵のものは火を通すので温かいものと言えるだろう。
しかしどうやら、唯先輩の言っているのはそう言う事ではないらしい。


「最近寒くなってきたし、お鍋とかどうかな!」
「あぁ、なるほど。いいですねお鍋」
「でしょー♪」


寒さには鍋が一番。鍋を食べてあったまろうってことらしい。
唯先輩にしては上出来と言えるほどの提案だった。
私は思わず唯先輩の頭に手を伸ばし、なでなでしてしまっていた。
一瞬驚いた唯先輩だったが、「えへへ…」と顔を綻ばせて、頬を赤らめ喜んでいた。
こう言っちゃなんだが、すごく可愛い。可愛くて、愛らしい。天使だ。

唯先輩を夕飯の材料にしてもいいかも。
素っ裸にして、お刺身なんかを盛り合わせて――。


「って、女体盛りっ!?」


何言ってんの私!!


「え?…にょたい?」
「い、いぇっ!な、何でも!気にしないでください…」


唯先輩と暮らし始めてまだ3日だが、最近思考が暴走しがちだ。
私が唯先輩に恋しているという理由が主な原因かとも考えたが、
なにぶん初恋なのでそれも分からない。

と、そんな事よりも夕飯の買い出しをしないと。
そう思い直して、唯先輩に「行きましょう!」と催促して一歩前に進んだ。
納得いかない顔は一瞬で、すぐに「うん!」と元気よく返事を返し私の隣に並んだ。


「あ、そういえば唯先輩、何鍋にします?」
「え? んーそうだなぁ…」


鍋と言っても種類は豊富だ。
汁だけでも醤油ベースやら味噌ベースやら、塩で調整しただけのものもあるし。
他にもキムチ鍋など、汁だけでも選べる選択肢は多い。


「じゃあ、しょっつる鍋!」
「しょ、しょっつるですか…唯先輩にしては渋いチョイスですね…。
 ていうかよくしょっつる鍋なんて知ってますね?」
「えへへ~、憂がよく作ってくれたから覚えちゃった♪」
「なるほど、さすが憂ですね」


秋田名物、”しょっつる”
しょっつると言うのはハタハタで作る魚醤のことで、
しょっつる鍋はハタハタの入った魚醤ベースの鍋です。


「それじゃ、今夜はしょっつる鍋にしましょうか」
「いえす♪」
「唯先輩の家では具材は何入れてるんですか?」
「えと、まずははたはたにタラでしょ」
「ええ」
「あとは豆腐に長ネギとか、かな? 他にもお野菜入ってた気がするけど」


なるほど、無難と言えば無難かな。
余計なものを入れて味を損ねるのもあれだし、唯先輩の言うものでいいかもしれない。


「それじゃまずお魚買いにいきましょうか」
「おっけ~」


晩御飯のメニューも決まり、
私達はそれぞれの食材を買い集めるために商店街を回り始めたのだった――。




「そういえばさ、あずにゃんや」
「はい、何ですか?」
「何だかこんな風に晩御飯の買い出しなんかしてると、新婚さんみたいだね、私達」
「っ…な、何言ってんですかバカっ!」
「あーバカって言った―!バカって言った方がバカなんだよー!」
「う、うるさいです!バカじゃなかったらカバです!」
「し、しどいっ!?」


その後買い物を終えた私達は、無事しょっつる鍋を作ることができました。
寒さも忘れるあったかあったかなその鍋は、無事私達の胃袋の中に収められたのでした。

めでたしめでたし。




【あとがき】
というわけで夕飯時のひとコマでした~♪
私の夕飯がしょっつる鍋だったのでゆいあずの二人にも食べさせてみたw
しょっつる鍋。知ってる人は知ってると思うけど、知らない人は名前すら聞いたことないかも。
でも美味しいですよ。一度ご賞味あれ~♪
[ 2010/11/14 21:08 ] 未分類 | TB(0) | CM(9)
しょっつる鍋初めて聞きました!!
魚に野菜も入ってておいしそうですね〜!!
今度親に頼んでみます^^

あずにゃん女体盛りなんてなかなかすごいこと想像しますね!!
次回も楽しみにしてます!!
[ 2010/11/14 22:15 ] [ 編集 ]
しょっつる鍋おいしいですよね!
この時期になるとよくたべます。

あずにゃんの変態ぶりにも益々磨きがかかってきましたね。
朝、朝、夕方ときたら次はもしかして…wktk

次も変態あずにゃん期待してます
[ 2010/11/14 22:32 ] [ 編集 ]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2010/11/15 00:48 ] [ 編集 ]
しょっつる鍋ですか…

今度作ってみます。

ちなみに僕のおすすめは"水炊き"です。
[ 2010/11/15 01:48 ] [ 編集 ]
あずにゃん唯先輩のあまりの可愛さにだんだん理性が駄目になってきてますねヽ(゜▽、゜)ノ

今日の晩ご飯は何にしようかな?→今日も唯先輩まじ天使→そうだ唯先輩の女体盛りにしよう!
もうあずにゃんは末期ですね……
……えっ?まだ序の口だって?
今後のあずにゃんはいったいどうなっちゃうんだ……
とても楽しみです(*゜∀゜)=3ハァハァ

しょっつる鍋ですか……聞いたことないですね(´・ω・`)
機会があったら食べてみたいです
[ 2010/11/15 07:45 ] [ 編集 ]
マシュマロ豆乳鍋やチョコカレー鍋にならなくて本当によかったと思います……
この後あずにゃんは唯ちゃんを美味しく頂いたんですねわかりまs…

新婚生活万歳!!
[ 2010/11/15 07:46 ] [ 編集 ]
あれ、そういう名前だったんだ・・・・
いやね、名前は聞いたことないんですけど
その鍋よく食べるよ〜・・・・てか、もう鍋食べたの!?
いいな〜
[ 2010/11/15 08:32 ] [ 編集 ]
女体盛りwwwあずにゃんが順調に変態になっていきますね

しょっつる鍋・・・なんか聞いたことあるようなないような・・・
もしかして金たろうさんて秋田県民ですか?
[ 2010/11/15 16:11 ] [ 編集 ]
我が家の鍋の定番はしょっつる鍋に決まりましたw

さて、食事の後は魅惑のバスタイムですね?
[ 2010/11/15 17:37 ] [ 編集 ]
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