とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『続 Trick or Treat!』

※『Trick or Treat!』の続編
※追記からどうぞ!



狼VS虎

果たして勝者はどちらに微笑むのか――。




「よし…これであとは――」


明日は待ちに待ったハロウィン。
私こと平沢唯は、この時を1年間待ちわびていた。


あの日――。


『トリックオアトリートですよ、唯先輩』


1年前のあの日――。


『あれ?もしかしてお菓子持ってないんですか?』


あずにゃんに惨敗をきっしたあの日から――。


『それじゃあトリックされても文句は言えないですよね…唯先輩?』


あずにゃんに借りを返すため、私は密かに牙を研ぎ続けてきた。


「うふふ…今度こそ私が…」


テーブルに置かれた品々をじっと見つめ、私は内心ほくそ笑む。
完璧だ。明日は私の完全勝利は揺るがない。
そう確信できるほどの自信が私の中にはあった。

沢山の飴玉とハロウィン用のコスプレ衣装(狼女ver)

私が用意していたのは明日用の決戦兵器。
1年前はお菓子を持っていなかったため、あずにゃんにしてやられたが今回ばかりはそうはいかない。
明日は私の完全勝利で終わり、そしてあずにゃんを自分の好きな様に悪戯しちゃうのだ。


「悪戯…か」


そうボソッと呟くと、ふと1年前のあずにゃんの悪戯を思い出した。
私はあの日、体中隅々まで悪戯されてしまった。
それこそ悪戯されていない場所なんてないというくらい隅々まで。
外も…中も…。


「うぅ…」


思い出しただけでも恥ずかしい…。
顔が火照って、思わず内股を擦り合わせてしまった。

あの時のあずにゃんは猫を超越した虎…いやライオンだった。
そう言った方がしっくりくるくらい、荒々しく、そして力強かった。

百獣の王あずにゃん。

肉食獣と化した彼女の前では、私はただ狩られるだけのウサギさんだった。


「でも今回は負けないもんね!」


フンスっ!と胸を張って気合いをいれる。
私はテーブルからコスプレ衣装を取って、体に装着していった。
まずは頭の上に犬耳を。
お次はお尻にはふさふさのしっぽ。
最後にもこもこした肉球手袋を手に装備した。


「どこからどう見ても狼だね!」


鏡の前でガオーっとポーズを作ると、どう見ても狼さんにしか見えない。狼女の完成だ。
これであずにゃんに向かってトリックを仕掛けようと思います。
事前にお菓子を用意しておけばあずにゃんからトリックされることはまずありえない。


「あずにゃんの悔しがる顔が目に浮かぶようだね、くふふ♪」


今度こそ、絶対に勝つんだから!








しかしこの時の私はまだ気づいていなかった。
中野梓という少女の底知れぬ欲望を――。









翌日――。


「お、お姉ちゃん!」
「ゆ、唯先輩!」
「「トリックオアトリート!」」

「…ちょっ…」


学校について早々、猫耳を装備した憂と純ちゃんに遭遇し、強制的に飴玉を二つ奪われた。
それだけならまだしも――。


「うふふ唯ちゃん。トリックオアトリートよ♪」
「と、トリックオアトリートだ唯!」
「トリックオアトリートだZE☆」

「…な、なんで…?」


これまた猫耳を装備したムギちゃん、澪ちゃん、りっちゃんにも飴玉をそれぞれ一個ずつ奪われ…。


「唯ちゃ~ん!トリックオアトリートォ♪」
「トリックオアトリートよ唯」

「…ど、どうして…?」


極めつけは、さわちゃんと和ちゃん。
用事を仰せつかって行ったはずの職員室で、私の顔を見るなり突然猫耳付けてトリックしてきた二人に、半ば強引に飴玉を奪われた。
ていうかさわちゃんの猫耳姿は正直きついと思った。
口に出しては言わなかったのに何故かさわちゃんに拳骨を貰った。
痛い…。


「ていうかどうして!!」


なんで!!


「みんなして私にトリックしていくのぉぉぉぉ!!!!」


のぉぉー!!!

のぉー!!

のー!




時はすでに放課後。
私の絶叫が誰もいない音楽室に虚しく響きわたっていた。


「何がどうしてなんですか?唯先輩」
「ひゃっ…ってあずにゃん!?」
「ど、どうしたんですか?幽霊でも見たような顔して」


いつの間にか背後に立っていたあずにゃんに私は驚きの声を上げる。

そ、そうだ…。みんなの事はこの際置いておこう。
今日はハロウィンなんだしトリックしていくのは当然と言え当然。
それは私だって同じ。これから目の前のにゃんこに目にもの見せてやるんだから!


「あ、あずにゃん!」
「はい?」


私はバックからコスプレセットを取り出し、すちゃっと手際よく装着する。


「へぇ~今年は狼女で来たんですか?」


あずにゃんは余裕の笑みを浮かべながら、上から下に目を向けて舌なめずりした。
まるでこれから食す肉の品定めをしているような感じだ。
やっぱりあずにゃんは猫よりトラやライオンの方が似合ってるのかもしれない。
その様子に一瞬ゾクリとしたが、私だって負けるつもりはない。
今日のあずにゃんは発情期の猫の如くにゃーにゃー泣き続ける予定なのだ。
行くぞ平沢唯!目にもの見せてやれ!


「余裕でいられるのも今の内だよあずにゃん!」


私はガオーっと、狼の如く襲いかかった。


「トリックオアトリート!お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうぞー!」


しかしあずにゃんはひょいっとそれを回避して。
それからがさごそとカバンを漁り始めた。


「やれやれ…学習しないですね唯先輩は。はい、チョコレート」


カバンから取り出したのは何の変哲もないただの板チョコ。
手の中に収まった板チョコを見て、私は目をぱちくりさせながら疑問符を浮かべる。


「あれ?」


よく考えたら、あずにゃんがお菓子を持っていたら私からあずにゃんに悪戯できないんじゃないかな?


「忘れてたんですか?」
「あ、いやその…そ、そんな事ないもん!」
「ふ~ん…」


少し忘れてたけど、まぁいいや。この際私からの悪戯は諦めよう。
あずにゃんに悪戯できないのは残念だけど、あずにゃんからの悪戯は回避できるのだからそれで良しとしよう。
そのための準備は万端なのだから。


「さて唯先輩。じゃあ次は私の番ですよ?」
「くふふ♪」
「ん?どうしたんですかそんなに嬉しそうな顔して?」
「べっつにぃ~♪」


あずにゃんの驚く顔が見れるかと思うと笑いが止まらないだけですよー。


「まぁいいですけど…。えーでは早速…」


そういってカバンから取り出したのはあずにゃんの十八番、猫耳――ではなかった。


「あれ?」
「どうしたんです?」
「あずにゃん猫耳じゃないの?それ虎耳?虎娘?」
「ええまあ」


あずにゃんの頭の上に乗っているのは猫耳ではなく、虎耳だった。
それはいつかの大晦日で見せたことのある虎耳。

正直、虎娘なんて妖怪でだって聞いたことないけど。
まぁハロウィンの仮装という点では別に問題ないのかも。
獣娘は十分未知の生物だと思うし。
猫娘も虎娘も犬娘もほとんど変わりないはずだ。


「猫耳は皆さんに貸し出し中で今日は持ち合わせてないんですよ」
「へ…みんなに貸した?」
「ええ…」


あずにゃんは唇の端をぐにゃりと歪めると、うふふと妖しい笑みを浮かべた。
その笑みを見た瞬間、ゾクリと背筋に冷たいものが走った。思わず一歩後ずさる。
すると、あずにゃんも一歩私の前に歩を進める。


「ど、どうして寄ってくるのさ…!」
「唯先輩こそどうして逃げるんですか? 顔が引き攣ってますよ?」


くすくすと楽しそうに笑うあずにゃんは、ついにあの言葉を口にする。
それはあの日、1年前に口にしたあの言葉。
私を奈落の底へと突き落とした悪魔のささやき。


「トリックオアトリートですよ、唯先輩」


一言一句、間違いなく1年前と同じセリフを吐くあずにゃん。


「ふ…ふふ…ざ、残念でしたー!今年の私は一味違うのだよあずにゃん!」
「へぇ~そうなんですか?」
「あ、信じてないね!ちゃんとお菓子だって…ってあれ?」


ポケットに入れてあったはずの飴玉。
取り出そうとごそごそと漁るが、右のポケットにも左のポケットにもその感触はない。


「あ…」


その原因はすぐに思い至った。
思い出すのは今朝からのみんなとのやり取り。


(そ、そうだった…)


みんなに持っていかれちゃったから飴玉はもうない…。


(い、一個くらいは残っているかと思ったのに…)


てことは、つまり…。


「うふ♪ どうやら今年もお菓子持ってないみたいですねぇ…唯先輩?」


手をわきわきさせながら、ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべて迫ってくるあずにゃん。
私は逃げるように一歩、また一歩後ろへとさがっていく。


「そ、そんな事っ…ちゃ、ちゃんと飴玉だって持ってきたんだよ!」
「ふーん。じゃあその飴玉とやらを早くだしてくださいよ。そうしたら悪戯はなしですよ?」
「わ、分かってるけど…でもそのっ…」


あげるはずだった飴玉はみんなに取られて無いんだよー!
なんて、情けないこと口が裂けても言えなかった。
あんなに張り切って今日という日を迎えたのにこの体たらく。
さすがの私もプライドが傷ついてしまう。


「あ…」


ふいに、トンッと、壁に背中がぶつかった。
つまりそれは逃げ場を失ったという事だ。


「どうやら飴玉とやらは無いみたいですね。それじゃ悪戯タイムですよ唯先輩」
「あ…あ…」


あずにゃんは私を壁に押し付けるように体を密着させてくる。
膝を私の股の間に滑り込ませ、私の敏感な部分を擦るように揺さぶってくる。
その絶妙な愛撫に私の口からは甘い吐息が漏れる。


「ひゃっ…ぁっ…だ、ダメっ…ダメだよぉあずにゃん…みんな来ちゃう…!」
「くすっ…大丈夫ですよ。今日の音楽室は私達だけの貸切です」
「へ…?」


それってどういうことって聞こうとした瞬間、あずにゃんの手が私の胸を鷲掴んだ。
そして撫でるように、厭らしい手つきで揉みしだしていく。
私は必死に声を我慢しようときゅっと口を閉じて歯を食いしばる。
しかしあずにゃんの指が私の敏感な突起に触れる度、徐々に口は開き、エッチな声がいやがおうにも出てしまう。


「あっ…やっ…んぁっ!」
「いっぱい声出してもいいですよ…唯先輩の可愛い声、いっぱい聞かせて?」


耳元で囁きながら、フっと息を吹きかけられると、ぞくぞくとして力が抜けた。


「んくぅ!やっ…あんっ!」


もう私には抗う術はなかった――。


あ~あ…今年も結局あずにゃんに負けちゃったなぁ…。




あずにゃんの言うとおり、この日みんなは何故か音楽室へ姿を現さなかった。


そして――。


悪戯という名の快楽を与え続けるあずにゃんに、私は厭らしい鳴き声をあげ続けることしかできなかった。






From:梓

To:ムギセンパイ、澪センパイ、律センパイ、純、憂、和センパイ、さわ子先生

件名:お願いです!

――――――――――――――――――――――――――――――

明日は待ちに待ったハロウィンですね!
そこでみなさんに是非協力して頂きたいお願いがあるんです。
実は明日全員で唯先輩にトリックを仕掛けてほしいんです。
きっと沢山お菓子持ってきてるはずですからね。うふふ♪
根こそぎ奪い取ってやってください。頼みましたよ?

あ、仮装用の猫耳は私がお貸ししますから大丈夫ですよ♪


P.S.
軽音部の先輩方は明日音楽室へ来ないで頂けますか?
無理を言ってすみません。この埋め合わせはいつか必ず。

――――――――――――――――――――――――――――――






おしまい♪





【あとがき】
即興で書いたハロウィンネタです。たまには予告なしであげるのもいいですよね?
一応、1年前に書いたトリトリの続編になります。いかがでしたでしょうか。
なにぶん今日書き始めた即興なのでとても短いですが楽しんで頂ければ幸いです!
[ 2010/10/31 19:39 ] 未分類 | TB(0) | CM(9)
ぜんぜんSSが進まないw
今日はいろいろかいましたー
打つのつかれたのでブログをみてくださいw
[ 2010/10/31 19:55 ] [ 編集 ]
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[ 2010/10/31 22:00 ] [ 編集 ]
えろにゃんハンパねぇす
[ 2010/10/31 22:49 ] [ 編集 ]
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[ 2010/10/31 23:11 ] [ 編集 ]
trick or treat楽しみにしてましたよ(*゜∀゜)=3ハァハァ
ハロウィンゆいあず面白かったんで今回もやらないかな〜とか期待してたんですけど告知がなかったんで実を言うと正直諦めてました(´;ω;`)ブワッ

体の隅々までだと……
去年唯先輩はどんだけ悪戯されたんですか(*´Д`)ハァハァ
思い出しただけで唯先輩があかくなるなんて相当悪戯されてますね
さどにゃん今年も唯先輩に悪戯するためにそこまでするとは……
唯先輩に悪戯がしたくてしょうがなかったんですね(`・ω・´)
心中お察しします
いつもは唯先輩の天然っぷりに振り回されてるあずにゃんが天然の唯先輩をてだまにとるのもいいですねヽ(゜▽、゜)ノ
次回作も期待してます(・ω・)/
[ 2010/11/01 00:08 ] [ 編集 ]
あずにゃん

さ、策士…
[ 2010/11/01 00:36 ] [ 編集 ]
やはり、猫(虎)こと梓が、犬(狼)こと唯に勝ちましたねww
次回作があるとしたら、どっちだろう?
「二度ある事は三度ある」というし、はたまた「三度目の正直」とも言いますからね・・・・・・・・どっちかな?ww
とりま、次回作に期待いします
[ 2010/11/01 10:39 ] [ 編集 ]
恐るべき梓

しかし何故そこまで猫耳を持ってたし
猫耳を何個も買う梓・・・ はぁはぁ

そして付き合ったほかの皆
ゆいあずは周りの全員公認とな

それと最近FF9が自分の中でマイブームすぎてやばい
百合意外で初めて萌えたカプが出てきた うん
律澪には劣るがな! ハッハー
[ 2010/11/01 17:25 ] [ 編集 ]
続編キタコレ!

狼コス唯…似合いそうですねww

しかし狼さんは虎に食べられたのだ…梓、恐ろしい娘!

素晴らしい梓唯をありがとうございました!
[ 2010/11/01 21:12 ] [ 編集 ]
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