とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『すまん! ごゆっくりぃぃいぃぃーーー!!! byりつみお』

※拍手お礼SS18
※追記からどうぞ!




ある日の放課後、私はいつものようにあずにゃん分を補給していた。
まだ他の3人は来ていないから、気兼ねしないであずにゃん分を補給できるので私的には大満足です。
まぁ、いても遠慮はしないけど。あずにゃん分補給は私にとって最優先事項だからね。フンスッ!


「あずにゃんってあったかくて気持ちいいいねー。あったかあったかだよぉ~」
「…そうですか…?」


ソファに座る私の股の間にあずにゃんを腰掛けさせて、私は後から腕を回し、包み込むように抱きしめていた。
腕の中にすっぽりと収る小さくて可愛いあずにゃん。身じろぎするたび、体が擦れてちょっとくすぐったい。
でも温かくて気持ちいいので全然気にしていないし、逆にそのくすぐったさが癖になってたりする。


「たんに暑苦しいだけじゃないですか…。ていうかいい加減離してくださいよ」
「ゆたんぽみたいだよねー。あずにゃんゆたんぽだから、略してあたんぽ!」


こんなゆたんぽなら是非家に持って帰ってベッドinです。
そうだ、あずにゃんはこれから私のベッドの中で暮らすといいよ。
毎晩可愛がってあげるからね。めくるめくにゃんにゃん時間にようこそ!


「無視ですか…ま、いいですけどね。ていうか何ですかそのあたんぽって。なんか、あんぽんたんみたいだからやめて下さい」
「えー、いいじゃんあたんぽ。私専用のゆたんぽだよ~」


私専用って何だかちょっとエッチな響き。
専用ってことはつまり、何をしてもいいってことだからね。
あんなこと~こんなこと~そんなこと~♪
まずは何からしちゃおうかなぁ…くふふ。

そんなことを考えていたら、あずにゃんが「はぁぁ~~」と、でっかい溜息をついた。
ダメだよあずにゃん。溜息つくと幸せが逃げちゃうんだよ。


「専用とか…私は赤い彗星か何かですか?」


おおっ!なるほどそういうことか!さすが私のあずにゃんこ!!
つまりカラーリングを赤にしてツノをつけただけで通常の3倍っていうあの――。


「唯専用あずにゃん!」
「やめてください、キモイです」
「ひどっ!?」


キモイはさすがにひどいんじゃないかな、私もう立ち直れないよ?
さすがの唯先輩でもぶろうくんはーとだよ、あずにゃん…。

ずーん…と、気分が急降下しはじめた私。
あずにゃんはそれを感じ取って、クスクスと笑いだす。


「ふふ、冗談ですよ」


そう言って、さっきの言葉を否定する。


「ほっ…なんだ冗談かぁ~」


その言葉が冗談でほっと一安心。胸を撫で下ろした。
もし本当だったら、私は校庭のド真ん中であずにゃんを叫んでいたところだよ。
そうなってたらきっと、全校生徒から奇異の目で見られたあげく
桜高の勇者として崇め奉られてただろうからね。


「まったくあずにゃんったらぁ。冗談キツイよぉ」
「まぁ…半分は、ですけどね」


せっかく喜びに打ち震えてた私に、あずにゃんは追い討ちをかけるようにそう言った。


「えぇっ!もう半分こは!?」


慌ててそう聞くと、あずにゃんはふぅっと溜息をついて残念そうに首を横に振った。


「……」


ど、どうしてそこで黙るのさ…?
お願いだからなんとか言ってよあずにゃん!


「なんとか」


そりゃないよ…あずにゃん。ぐすっ…。


「ねぇあずにゃん…私、世界の中心であずにゃんを叫んじゃうよ? いいの?」
「どうぞご自由に。できるものならやってみてください」
「ぶー…今日のあずにゃん、なんだか辛口ー…」


いつもなら中辛くらいなのに。もしかして女の子の日かな?


「私、カレーは甘口派です」
「私も甘口派だよ~」
「同じですね」
「そうだね~。何だか嬉しいかも!」


あれ? どうしていつの間にかカレーの話になってるの?
ていうか何の話してたんだっけ…? 
あぅ…忘れちゃった…。


「…」
「…」


それから1分くらいじっと黙り合っていたけど、先にあずにゃんが口を開いた。


「先輩、そろそろ離してくださいよ」


あずにゃんのその一言に首を横に振って、抱きしめていた腕に力を込める。


「やだもん…まだあずにゃん分溜まってないもん」


離れたいなら力ずくで離れればいいのにと思うけど、それをしないのがあずにゃんという名の子猫ちゃん。
そんなあずにゃんに、私はいっつも甘えちゃうんだ。
もしかしたら本当はあずにゃんも満更でもないんじゃないかなーって、そんな都合のいいこと考えちゃう。
だって女の子だもん!


「はぁ…で、いつになったらそれは溜まるんですか?」


あずにゃんはやれやれって感じで、呆れ口調で聞いてくる。


「あと10分?」
「なんで疑問系なんですか…」


仕方ないじゃん。実際、どれくらいで溜まるかなんて気分しだいだもん。
5分で溜まるときもあれば、20分でも溜まらないこともある。
全ては私の気分しだいなんだよー。


「はぁ、仕方ないですねぇ…あと10分だけですよ?」
「わ~い♪ だからあずにゃん好きー!」


本当に大好きだよー。愛してるぅー!


「…バカ…」


うふふ、あずにゃんったら耳まで真っ赤になってる。可愛いなぁ~♪



それから5分が経過。
ありがたいことにまだあずにゃん分は満タンにはなってない。
とりあえずは、あと5分堪能できるわけだ。



私は何気なしにあずにゃんの真っ黒なツインテールの一本を手で梳いた。
指の隙間から零れ落ちる柔らかな髪を見つめながら、ほぅっと感嘆の溜息をついた。


「あずにゃんの髪って綺麗だよね…ツインテールもいいけど、おろしたら美人になっちゃうかも!」
「そうですか? よく日本人形みたいって言われるから嫌なんですけど…」
「えー!そんなことないよぉ!」
「そ、そうですか…?」
「うん! すっごく綺麗だよ。真っ黒だしさらさらだし。それに~…すんすんっ…すっごくいい匂いだし~」


あずにゃんの頭に鼻を押し付けて目一杯息を吸うと、途端に肺一杯にあずにゃんの甘い香りが広がっていく。


「にゃっ…は、恥ずかしいからそんなにクンクン匂い嗅がないでくださいよぉ」
「うーん、なんだかこの匂い病み付きになっちゃうよ…クンクンっ」


ホント、何だか頭がクラクラしちゃうこの匂い。
どうしよ、私もうあずにゃんに首ったけだよ。
あずにゃん無しじゃ生きられない体になっちゃったよ。

あずにゃんの制止を無視して、なおも匂いを嗅ぎ続ける私。
されている側のあずにゃんはと言えば、照れているのか顔を真っ赤にしている。
最初は止めて欲しそうに体を強張らせてたけど、そのうち諦めたのか、体からふっと力を抜いた。


「も、もう…仕方ないですね。ちょっとだけですよ?」
「えへへ…ありがとあずにゃん」


というわけで、あずにゃんの許しも貰ったので遠慮せず匂いを堪能することにします。
これならあっという間にあずにゃん分が溜まっちゃうなぁーなんて考えてると、あずにゃんが真っ赤な顔でボソッと呟いた。


「そ、その…わ、私も唯先輩の髪好きですよ…」


あずにゃんらしからぬ突然の一言に、私は目をぱちくりぱちくり。
最初何を言われているのか理解できなかったけど、瞬時にその意味を理解し、顔が火照った。
恐る恐る「ホ、ホント…?」と聞いてみると、あずにゃんは熟したリンゴみたいに顔を真っ赤にさせてコクンと頷いた。


「は、はい…ふわふわだし、すごく甘い匂いがするし…とっても好きです…」


す、好きだなんてそんな…!
髪のことだって分かってても、そんな風に言われたら深読みしたくなっちゃうよ。
もしかしてあずにゃんってば私に気がある? 脈有りなのかな? かな?


「そ、そんなこと言われると照れちゃうよあずにゃん…」


どんどん顔が熱くなっていく。頭が沸騰しそうだ。


「わ、私だって恥ずかしい思いしてるんだから…お、おあいこですっ!」
「そ、そっか…」


おあいこかぁ。それじゃ仕方ないねぇ…。


「あ、あの唯先輩…」
「ん?」
「わ、私も唯先輩の髪、クンクンしていですか?」


な、なんと!! クンクンktkr!?
今日のあずにゃんは本当に気まぐれな子猫ちゃんです!


「あ、あずにゃんったら大胆だね…。さすがの唯先輩もビックリだよ」
「ご、ごめんなさい…私も自分でおかしいって分かってるんですけど…で、でも…」
「ううん、いいよあずにゃん! 好きなだけクンクンしてくれたまへ!!」
「い、いいでんすか…?」
「うん!」
「そ、そうですか…」


『そ、それじゃ失礼して…』と言葉を続けたあずにゃんは
いったん腰を上げると正面を向いて、対面姿勢で膝の上に座ってくる。
何だかちょっとエッチな格好に、唯先輩ったらドキがむねむねです!

私の首に腕を回したあずにゃんは、まるでキスするみたいに顔を近づけてきた。その顔は紅潮している。
「わっ、わっ!」と驚きの声を上げていたのも束の間、あずにゃんは顎を肩に乗せ、髪の毛に擦り寄ってくる。
それから髪に鼻を押し当てると、すんすんっと鼻を鳴らし始めた。
あずにゃんの吐息が肌に触れるたび、私の体がピクンピクンと小刻みに反応した。


「あずにゃん…」
「ゆい、せんぱい…」


あずにゃんが匂いを嗅ぎやすいように、そっとその体を抱き寄せた。背中に腕を回しギュッと胸に抱く。
あずにゃんは一瞬驚いてビクンと体を震わせた。でもすぐに体から力を抜いて身をゆだねた。


「ん…やっぱり唯先輩の髪…気持ちよくっていい匂い…どうにかなっちゃいそうです…」
「あ、あずにゃん…!」


目をトロンとさせて陶酔しきったような表情を見せるあずにゃんに、私は興奮を抑えきれない。
ふんすふんすっ!と、鼻息を荒くしながら、もう我慢できないとばかりにあずにゃんのお尻に手を伸ばそうとした。
もちろんその先は18歳未満お断りのチョメチョメ時間が待っているのは言うまでもない!
私はまだ18歳になってないけど、一足お先に大人の階段を上ります!フンスッ!

あずにゃんのお尻に私の手が触れるか触れないか。
その時だった――。


バターーン!!


「部長見参!!」
「まったく…普通に入れないのかお前は…」
「うふふ♪」


もはや恒例となりつつある爆音を響かせながら音楽室の扉が開かれたその後に
りっちゃん、澪ちゃん、ムギちゃんの3人がぞろぞろと中に入ってくる。
そして。


「「「…あ…」」」


目の前に広がっていた光景に、一同呆然として立ち止まる。
それは当然と言えば当然の反応だった。
正直、驚かないほうがどうかしていると思う。

3人の目に映る私たち二人の格好は
誰がどう見たって、いかがわしいことをしてるようにしか見えなかったから…。


まぁ…私はする気満々だったから間違いではないんだけどね…。




おしまい

[ 2010/09/16 22:05 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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