注意:R-18指定閲覧の際は自己責任で! ※追記からどうぞ!
「んっ・・・ちゅ・・・」
「・・・ちゅ・・・はぁ・・・」
私達は何度も何度も唇を押し付けあう。
ちゅっちゅっと啄ばむようなキスを繰り返し、やがて角度を変えながら唇の感触を確かめあっていった。
「ん・・・ちゅぷ・・・れろ・・・んっ・・・!」
5分・・・いや10分位していただろうか――そんな短くも長いキスが終わり、名残惜しげにゆっくりと離れる。
けど本当はもっとキスしていたかった。
そしてもうキスだけじゃ我慢出来ないくらい身体が熱くなっていて・・・。
唯が欲しい・・・唯に求められたい。
そんな欲望が私の中で渦巻いていた。
「・・・唯・・・抱いて・・・ください・・・」
「・・・・・・・」
唯は何も答えない。
そして答える代わりに優しく微笑み、また私にキスをする。
まるでそれが答えだと言わんばかりに・・・・。
「んっ・・・ちゅぴ・・・ちゅ・・・ちゅる・・・」
唯の舌が私の唇を割って口内に侵入してくる。
そして舌同士が触れ合い、どちらからともなく絡めていく。
「んんっ・・・くちゅ・・・ちゅる・・・ん・・・はぁ・・・」
私達はキスをしながら、お互いの服を脱がせあっていく。ゆっくりとそしてじっくりと。
そして全ての服を脱がせきった私達は、生まれたままの姿で抱きしめあい、さらに深くキスをする。
お互いの唾液が混ざり合いくちゅくちゅとイヤらしい水音を奏でていた。
さらに唯は私の頭を優しく撫でながら髪留めを外していく。
ツインテールだった私の髪が下ろされると同時に、唯はゆっくりと私をベッドに押し倒し、唇を離した。
私達の唇は唾液の糸で繋がれていた。
「はぁ・・・ふぅ・・・梓って、髪下ろしてるとちょっと大人っぽくなるね」
「・・・そ、そんなこと・・・ないです・・・」
シーツに広がった私の髪を見ながら、唯はそんな事を言ってくる。
大人っぽいなんて言われたのは初めてだったから、ちょっと照れてしまう。
けど大人っぽいっていったら唯だってそうだ。
月明かりに照らされた唯の顔はいつもの愛らしいものとはどこか違っていて・・・とても綺麗で、神秘的だった。
「・・・大好きだよ・・・梓・・・」
「・・・うん・・・」
唯は優しく愛の言葉を囁くと、私の首筋にキスを落とす。
そして両手でお世辞にも大きいとは言えない私の胸に触れるとゆっくりと揉み始めた。
「・・・ちゅ・・・ん」
「んぁっ!・・・はぁ・・・あぁ・・・」
唯の愛撫に甘い吐息を漏らす。
唯の舌が私の首筋を舐めながら、つつぅーっと胸の方に下りていく。
やがて胸の先端に辿り着き、乳首を舐め始め――さらに反対側の乳首を空いた手で摘みながらクリクリと転がした。
「あはぁ・・・んん・・・やぁ・・・あんっ!」
私はその甘い刺激に喘ぎ声を上げることしかできない。
「ん・・・ちゅぴ・・・梓・・・気持ちいい?」
「あん・・・は、はい・・・気持ち・・・いいです・・・」
私の言葉に気を良くしたのか、唯の愛撫はさらに激しさを増していく。
乳首を弄っていた手を下の方にもっていき、私の足を広げた。
そしてその間にある秘部を手で撫で回しながら、薄い恥毛の間にある割目に触れる。
くちゅっ・・・
「ひぅっ!」
いきなり敏感な所を触れら事で私は甲高い声をあげてしまう。
私のそこは既にびしょびしょに濡れていた。
たぶん唯とキスしてたころから濡れていたんだと思う。
唯とのキスは脳が蕩けそうなほど甘くて気持ちいいものだから・・・。
「えへへ・・・すごいびしょびしょだよ?・・・もっと気持ちよくしてあげるからね?」
「あ、あのっ・・・」
「ん、なーに?」
「あの・・・私も・・・唯の事気持ちよくしてあげたいですっ・・・」
確かに唯の言葉には惹かれるが、私ばかり気持ちよくなってばかりじゃ嫌だった。
「うーん・・・私は梓の事気持ちよくしてあげたいんだけど・・・あっ、そうだ!」
「?」
唯は何かを思いついたようで、寝転がっている私の顔を跨いで、お尻を顔の方に向けてくる。
そう、いわゆるシックスナインという体位だった。
「えへへ・・・ちょっと恥ずかしいけど、これなら一緒にできるよね?」
(・・・ごくっ・・・)
私は思わず喉をならす。
唯が何か言っているようだったけど、私の耳には届いていなかった。
目の前に唯のアソコが――そう考えただけで私の理性は溶けていってしまう。
「・・・はぁ・・・はぁ・・・」
あまりにも卑猥な光景に息が荒くなってくる。
そして無意識の内にアソコに舌を伸ばしてしまっていた。
早く唯が欲しくて欲しくてたまらなかったから・・・。
「ちゅうっ・・・れろ・・・ちゅ・・・ちゅる・・・ちゅぷ・・・」
「ひゃうんっ!・・・あ、梓・・・ちょ・・・あんっ・・・いきなり・・・ひゃっ」
唯のアソコを指で開き勢いよく舌を這わせ、唯の味を楽しむ。
唯はいきなりの甘い刺激に甲高い喘ぎ声を上げる。
私は必死になってアソコを舐め回した。
すると膣内からとろとろと愛液が溢れ出してくる。
そしてそれを舌ですくい、コクンコクンと飲み下していく。
「あぁっ・・・あんっ!・・・くぅ・・・ひゃんっ・・・ああっ・・・うぅ・・・わ、私だってぇ・・・ちゅうっ」
唯もただされているだけじゃなかった。
私の愛撫に負けじと唯もアソコに吸い付いてくる。
その瞬間私の身体に電流が流れ、身体がビクンと跳ねる。
「ひうんっ!・・・あはぁっ・・・ちゅ・・・ちゅぷ・・・れろ・・・あんっ・・・んはぁ・・・」
「ちゅうっ・・・くちゅ・・・ちゅぅ・・・ちゅっ・・・」
そのあまりの快感に、唯のアソコを舐めていた舌が一瞬止まる。
けど唯の愛撫に負けないよう舐めるのを再開した。
「あんっ!・・・ひゃぅ・・・くぅん・・・あんっ・・・き、気持ちいいれふか・・・ゆいっ・・・?」
「ひゃんっ・・・う、うん・・・すごく気持ちいいよぉ・・・も、もっとしてぇ・・・あずさぁ・・・ちゅぴ・・・れろ・・・」
唯が感じていてくれるのが嬉しくて、舌を膣内へ差し入れ、激しく膣内を蹂躙する。
唯の方も私と同じようにアソコを攻め始めた。
私達の間からぴちゃぴちゃとイヤらしい音が木霊し、行為の激しさを物語る。
お互いの性器を激しく愛撫し絶頂への階段を駆け上がっていく・・・。
「あんっ!・・・ちゅぴ・・・や・・・ひゃんっ・・・ちゅ・・・くちゅ・・・あはぁんっ・・・も、もう・・・い、いっちゃうっ・・・」
「じゅるうううっ・・・あぁ・・・れろ・・・わ、私も・・・も、もう・・・あ、あずさぁぁ・・・」
どちらももう限界だった。
絶頂を悟った私達は、アソコの先端でぷっくりと硬く勃起しているクリトリスに思い切り吸い付く。
じゅるるるーーーー!!!
「「んっ!・・・んっ!・・・んんーーーーー!!」」
その瞬間、私達は同時に絶頂を向かえた。
けど息をつく暇もなく私達はさらなる快楽を求め始める。
「はぁ・・・はぁ・・・きもち・・・いいよぉ・・・あずさぁ・・・ねぇ、もっと気持ちよくなろ?」
「はぁ・・・はぁ・・・は、はい・・・もっと・・・もっとぉ・・・」
唯は一旦私から下り、私の脚を抱えて、またぐように腰を前へ差し入れてくる。
そしてお互いの股間同士がくちゅっと密着した。
いわゆる貝合わせというやつである。
「んっ!」
「ああぁっ・・・」
秘部同士がお互いの粘膜を加えるように絡み合う。
密着したまま腰を動かせば、腰が跳ね上がるほどの快感が股間から全身に突き抜けて行った。
ぐちゅっ・・・ぐちゅっ・・・くちゃっ・・・
「あ、あんっ!・・・あ、あずさのアソコ・・・ぬるぬるしてて・・・す、すごく気持ちいいよぉ!」
「ひゃぁ!・・・くはぁっ!・・・んっ・・・あんっ!・・・いいよぉ・・・も、もっとぉ・・・ゆいぃ!」
私達はさらに腰を振る。
愛液にまみれた割目同士が擦れ合い、ぐちゅぐちゅとイヤらしい音をさせていた。
もうどちらの腰かも分からないほど、激しく腰を動かし、快楽を求める私達。
あまりにも気持ちよすぎて腰の動きを止めることができなかった。
ぐちゅっ・・・ずちゅっ・・・くちゃっ・・・
「あんっ!・・・ひゃんっ!・・・こ、こんな・・・あんっ!・・・気持ちいいの・・・はじめてだよぉっ!」
「ひゃぁんっ!・・・ゆ、ゆいぃ・・・あんっ!・・・私・・・私・・・も、もう・・・」
「う、うん・・・うん・・・あんっ!・・・い、いいよっ・・・ひゃんっ・・・いっしょにっ・・・いっしょにイこっ?」
一度イッたばかりだというのに、またも絶頂が近づいてきた私達。
ラストスパートをかけさらに激しく腰を動かす。
そして何度も擦られて皮が根元まで剥け切ったクリトリス同士を押し付け合った瞬間・・・
「「んっ!・・・んぁああああああああああああああああっ!!!」」
2度目の絶頂を向かえた。
膣内からぷしゃぁぁっと愛液が噴出し、お互いのアソコを濡らしていく。
そんな中、私達は抱きあうようにしてベッドに倒れこんだ。
朦朧とする意識の中で、私達はちゅっと触れるだけのキスをするとそのまま抱きしめあっていた・・・
**
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
あれから少し時間がたって、生まれたままの姿でベッドに横になっている私達。
このまま唯のぬくもりを感じながら眠ってしまうのもいいかもとか思った。
けど、唯は何を思ったのか、不意に左手を天井にかざした。
月明かりに照らされ、薬指にはまっている指輪が淡く煌いている。
そして手をかざしたまま優しく言葉を紡いでいく・・・。
「ねぇ・・・梓・・・?」
「ん・・・なんですか・・・?」
「約束・・・したよね?」
約束――その言葉で私は、その指輪を手にした日の事を思い出す。
その日は私達が結ばれた日――私達にとって何よりも大切な日だったから・・・。
そして・・・
『・・・ずっと、いっしょにいよう・・・』
・・・そんな願いを込めて、私達はこの指輪に誓ったんだ。忘れるわけが無い。
私にとって――いや私達にとって命と同じくらい大切な約束・・・。
(うん、そうだったよね・・・不安になる必要なんて、最初からなかったんだ・・・)
私は微笑み、唯の柔らかな胸に顔をうずめた。
そんな私に唯はニッコリと笑顔を見せる。
唯は左手をゆっくりと下ろし話しを続けた。
「ねえねえ・・・もう一個約束してもいいかなぁ?」
「え・・・?」
何をだろう?
「えーと・・・私、平沢唯は・・・中野梓を一生愛し続けることを誓います・・・」
「・・・ゆ、唯・・・」
「・・・えへへ~、な~んてね?」
それはとても嬉しい言葉だった。
なら私も約束の言葉を紡ごう・・・。
「じゃあ、私も約束します。・・・私、中野梓は・・・平沢唯を一生愛し続けることを誓います・・・」
「も、もう・・・梓ったらぁ・・・」
「・・・ふふ、私もな~んてね、ですよっ♪」
私達はニッコリと微笑みあい、そしてどちらからともなく唇を重ねあう。
――それは私達の誓いのキスでした・・・。
「梓・・・」
「?」
愛してるよ…。
はい・・・私も愛してます・・・唯…。
愛の言葉を囁き合いながら私は思う。
――貴女に出会えて本当によかった、と…。
END
【あとがき】
最後まで読んでくれて有難うございます。
EP1以来のシリアス展開だったわけですがいかがだったでしょう?(まあエロもありましたが・・・
ちなみにタイトルは直訳で「月夜の恋人達」です。
コメント等いただけるととても嬉しいです!^^