とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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唯梓SS 『ツンの罰とデレのご褒美』

※拍手お礼SS12

※追記からどうぞ!





貴女が私に触れるたび

胸がとくんとくんと高鳴って

もっと、ずっと

触れて欲しいって、私の心が言ってる

貴女の優しいぬくもりを

私の大好きなぬくもりを

心の芯まで、骨の髄まで、感じたい


だから捕まえていて

離さないで


ずっと

いつまでも

大好きな貴女を感じさせて







「うふー♪ あっずにゃ~ん♪ ん~あったかーい! すりすり!」

「にゃっ! ちょ、やめっ! は、離れてくださいよもー!」


毎日のように抱きついてくる貴女。
いつの間にかそれも当たり前になっていて、それに慣れてきている自分がいる。
でもそんな自分を、先輩に触れられて喜びを感じている自分を認めたくなくて
その優しいぬくもりを、素直に感じることができないでいた。
本当は嬉しいのに。ずっと身を任せていたいのに。
なのに、何故私は素直になれないの…? 何故…?
浮かんでくるのは疑問の言葉ばかり。
考えても考えてもまったく答えが見つからない。


貴女の陽だまりのような、そのぬくもり
本当の本当は、大好き…なのに。


「きもちい~、癖になっちゃうよ~♪」

「んっ! も、もう! そんなに身体くっつけないでくださいよ。苦しいです。離れてください!」

「えー、やだもん!あずにゃん分溜まるまでは離れません!」

「い、いい加減にしてくださいッ! 離れないと本気で怒りますよッ!」

「っ」


思わず放ってしまった怒声に、先輩の身体がビクっと跳ねる。
失敗したって思っても、もう遅い。
私はいつも以上に強く、先輩を否定してた。
こんなはずじゃなかったのに…。


「…え、えと…あずにゃん…ごめんね」

「あ、謝るくらいなら最初から抱きつかないでください…」


またそうやって思ってもないことを言ってしまう。
もしこれで唯先輩が離れてしまったら
もう二度と触れてくれなくなったら
寂しくて、寂しくて、もしかしたら泣いてしまうかもしれない。
そう思うなら、最初から言わなければいいのに…。
ホント、いい加減にして欲しい。
自分で自分が嫌になる。


天邪鬼。そんな言葉が私には似合ってる気がする。
気がする、じゃなくてその通りだよ。


先輩は私の一言に、少しだけ顔を曇らせていた。
でも、私はそれに気付かなかった。
後ろから抱きしめられていたから、唯先輩の表情なんて分かるはずもなかったから。


「うん。分かったよ…だからそんなに怒んないで、あずにゃん…。ごめんね…?」


そう言って、唯先輩はしぶしぶ私の身体から腕を解く。
まるで私から離れることを名残惜しむように、ゆっくりと離れた。


「ぁ…」


先輩のぬくもりが消えたと同時に、口から漏れる切ない声。
寂しさや後悔を含んだその声色が、私の心の内を如実に語っていた。


ほらね。思った通りだ。寂しいって感じてる。私の心。
あーあ。私があんまりにも素直じゃないから、唯先輩も嫌になっちゃったんだよきっと。
どうするの? どうするつもりなの私?
もしかしたらもう二度と、抱きしめてくれないかもしれないよ?

――やだ。やだよそんなの。もっとぎゅーってしてよ唯先輩。

じゃあ言えばいいじゃん。唯先輩に。もっとしてって。
謝るから私を抱きしめてって。簡単でしょ?

――む、無理だよ…。言えない。そんな事言えるはずないよ…。

何故…?

――だ、だって。恥ずかしいし…。それにそんなの私らしくないし…。

ふーん。そんなくだらない考えで、貴女は自分の一番大切なものを失うんだ?

――そ、それは…。でも…。

はぁ、もう本当にダメかもね。
正直、失望したよ。
…私。


自分自身にもダメだしを食らってしまった。
もうどうしていいか分からない。
ただ手をこまねいているだけの自分が情けなかった。

けど、そんな私を救ってくれたのは、他でもない唯先輩だった。
離れてからずっと、何かを考えるように黙り込んでいた先輩。
その表情はとても硬くて、もしかしたら本当に嫌われてしまったのかと一瞬思った


「ねぇあずにゃん…」

「ひゃい?」


唯先輩の問いに、返事を返す。
でも、嫌われたかも…なんて考えていたせいで、思わず声が裏返ってしまう。
ちょっと情けない。いや、すごく情けない。どこまで惨めなんだ私は。
でも先輩は、そんな私に「あはは…」と苦笑を浮かべ、こう言った。


「あずにゃんはさ、私の事、きらいかな…?」

「え…?」


突然の質問だった。
しかしその質問の意図が分からない。
何故、唯先輩は今ここでこんな事を聞いて来るんだろう。
自分の事が嫌いとかなんとか。

いや、でもまて。

よく考えたら、この質問は至極当然の事なんじゃないだろうか。
さっき私は、怒りをぶつけるように「離れて」と先輩に言った。言ってしまった。
本当はそうしたくなかったのに。
だから先輩は、私が本気で嫌がっているんじゃないか、嫌いなんじゃないかって…そう思ってるのかもしれない。

違うんです先輩。私は唯先輩の事嫌いじゃないんです。
むしろその…す、好きで好きで仕方なくて…。
でもそんな事、素直に言えなくて…。


「わ、私は――!」

「私はあずにゃんの事好きだよ」

「っ!?」


せめて誤解だけでも解こうと、口を開いた。
けど、唯先輩の突然の告白に、完全に言葉を失う。
先輩の顔を見つめる。
目は潤んでて、頬が赤く染まってた。
そんな先輩を可愛いなんて思ってしまった私。
いったい、どこまで不謹慎なんだろう私は。

胸に手を当てると、すでに心臓はドクンドクンと鳴っていた。
目の前にいる先輩にも聞こえてしまいそうなくらい。


「大好きだよ…あずにゃん。私、あずにゃんの事好き。だから抱きしめたいって思うし、離れたくないって思うの」

「ゆい、せんぱい…」


胸が熱くなっていく。
嬉しい。嬉しい。嬉しい。嬉しい…
心の奥で、硬く閉ざされた扉が開いていくのを感じた。
それはずっとしまいこんでいた、私だけの大切な想い。
素直になれない私は、ずっとその気持ちを封印してきた。
けど、ようやくその呪縛が解かれる時がきたんだ。

今なら言えるかもしれない。私の気持ちを全部。唯先輩に。
自分でも驚くほど素直に、その気持ちと向き合える。
これも全部、唯先輩のおかげ。
不甲斐ない、情けない私に、先輩は最後のチャンスをくれたんだ。
だから私はもう迷わないから。意地なんてはらないから。
素直じゃない私は、今日で卒業しよう。

そう心に誓って。


「あず――」


先輩の言葉を最後まで聞く気はなかった。
もう我慢できなくて、捲し立てるように自分の気持ちを吐露する。


「私も貴女が好きですッ! ずっと、ずっと好きだったんですッ! 唯先輩の事が!」

「ぁ…」

「貴女に触れられるたびにドキドキしてました。もっと、もっと触れて欲しいって…そう思ってました。だけど私、素直じゃないから…。思ってもないこと言っちゃって…。でも、もう終わりにしますから!私、素直になるから! だからお願い…。もっと、もっと私に触れてください。私の大好きな貴女のぬくもり…感じさせてください。わた――んんっ!?」


私の決死の告白は、途中で遮られる。
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。
ただ唇には柔らかい感触があって。目の前には唯先輩の顔があって。
そして心臓はバカみたいにドキドキ言ってて。


(ああ…そっか、私…唯先輩にキスされてるんだ…)


私の唇を塞いでいたのは唯先輩の唇だった。
柔らかくて、温かくて、そしてほんのりと甘いその唇に、キスされていた。


「…ん…」


ちゅっというリップ音を残して、唯先輩がゆっくりと離れる。
目と目が合った。言葉はない。
ただただ、お互い気持ちが抑えられなくて
私たちはまた、唇を重ねる。


「…ふ…ちゅ…」

「…ん…」


角度を変えながら
唇の感触を確かめるように
優しく、強く、唇を押し付けていく。


「んんっ…ちゅっ…」

「…ゆ、い…ちゅっ…!」


やがて私たちのキスは熱を持っていく。


「ちゅっ…ちゅる…れろ…はぁ…」

「…ちゅ…ゆ、い…んんっ…れろ…しゅきぃ…」


一度燃え上がった私たちは止まらない。
舌を絡ませ、唾液を啜る。
先輩の舌が逃げる。私の舌が追いかける。それを何度も何度も繰り返す。
ぴちゃぴちゃという嫌らしい水音を響かせながら、お互い抱きしめ合い、さらに深く繋がる。
初めてのキスがディープキスなんて、ちょっとアレかなって思ったけど、まあいいや。
もうどうでもいい、そんな事は。
だって気持ちいいんだもん。


「ちゅぷっ…んっ…はぁ…ちゅうっ!…あずさぁ…すき…ちゅ…」

「ちゅっ…ああ…ふぁっ!…ゆいぃ…」


お互いの唾液を飲ませあう。
唇の前で舌同士がいやらしく絡み合い、滴り落ちそうになる唾液をお互い必死になって飲み干していた。
先輩の唾液が喉を伝う。
するとお腹の下の方がじゅんっと熱くなっていくのを感じた。


もっと

もっともっと欲しい。

唯のすべてが欲しい。


自分の感情が制御できない。
それはまるで今まで我慢してきた想いのつけが回ってきたみたい。
理性のメーターはとっくの昔に振り切ってて、もう止まれそうにない。
それは先輩も同じなのか、ただひたすら唇を押し付けてくる。

私たちは飽きることなくキスに没頭した。
先輩は私の背中をぎゅっと力強く抱きしめ、私は唯の首に腕を回す。
全身が密着しているような感覚だった。
先輩の柔らかい胸が私の胸に押しつぶされ、いやらしく形を変えている。
私は思わずその胸に触れた。先輩のそこはとても柔らかくて癖になりそう。

優しく揉んでみると、ピクンと身体が震えた。
ふにふに。ピクンピクン。
ふにふに。ピクンピクン。
先輩の身体は面白いくらいに反応してる。
けど、唇だけは絶対に離さなくて
絡まる舌はどんどん熱を持っていって
気持ちよすぎて、どうにかなってしまいそう。


ふいに、胸に触れていた手が先輩の敏感な先端突起に触れてしまった。
すると、ひときわ大きくビクンと身体を反応させる先輩。
さすがに耐えられなかったのか、名残惜しげに唇を離した。


「んっ……ぷはっ…あ、あずにゃん…?」


ちょっと残念。もう少しキスしていたかったのに。
ただ、舌同士はいまだに銀色の橋が架かってたけど
なんていうか、すごく嫌らしくて、エッチだった。
私と先輩のとが混じったその唾液。
もったいないから、滴り落ちそうになってるのをちゅるりと啜っておく。


絡まる視線。見詰め合う瞳。
その熱の篭った視線だけで、全身が熱く火照る。
貴女を求めたい、貴女に求められたい、そんな衝動に駆られる。
だから、ぎゅっと、苦しいほどに先輩の身体を抱きしめる。


「すきです…ゆい…」

「あ…うん。私もすきだよ…あずさ」


愛を確かめ合う私たち。
それはまるで、永遠を誓い合った恋人のようで
嬉しいような、恥ずかしいような、そんな感覚。


「さっきはごめんね? 急にキスしちゃって…」

「ううん…。すごく嬉しかったです。もっとして欲しかったですよ…」

「そ、そっか…。じゃ、じゃあもっかいする…?」

「…うん。でも今度は…」

「今度は…?」

「…キスだけじゃ…やです…」


私らしくない、ちょっと大胆な発言。
それは安易に、先輩と関係を持ちたいと言っている訳で
唯先輩もそれは理解しているのか、顔を真っ赤にしてた。

でももう止められない。キスだけじゃ止まらない。
この熱を帯びた身体は、もうキスぐらいじゃ収まらない。

愛してほしい。狂おしいほどに。
めちゃくちゃにしてほしい。壊れるくらいに。
触れてほしい。求めてほしい。

そして、貴女のすべて、感じさせてほしい。


「…えっち…」


そうボソッと呟いた唯。けど、唯もきっと私と同じ気持ち。
だって、すっと伸ばされた手は、私のスカートの中に入り込んでる。
まさぐるようにお尻を撫で回してくる。
ちょっとくすぐったいけど、気持ちいい。


「…んっ!…ひゃっ…も、もう! ゆ、ゆいだって、そのつもりのくせに…」

「あはは…ごみんごみん♪」

「まったくもう…。ねぇ、ゆい…」

「なぁに?」

「キスして…」

「…うん」


唯の唇が私それに重なり、ちゅっと音を立てる。
軽く触れるだけのキス。優しくて、心まで蕩かす、甘いキス。
でもダメ。離れないで。もっとしてよ。


「や…もっと…」

「うん…いっぱいしよ…あずさ」


お互い我慢できなくなって、勢いよく唇を重ねる。
勢いよすぎてカチっと歯と歯がぶつかっちゃったけど
そんな事気にも留めずに激しく互いの口内を貪り合った。


淫らに絡まる舌から、唾液が零れ落ちる。
水滴がピチャッと床に落ちた。

その水音を合図に、私たちは激しく絡み合う――




END

[ 2010/06/07 20:15 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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