とある百合好きの駄文置場。二次創作SSやアニメ・漫画等の雑記中心。ゆいあずLOVE!

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ふぉーしーずん!シリーズ SS EP03『1月 ~がんたん!~』

※追記からどうぞ!


※唯梓のみ


あけましておめでとー! 平沢唯だよ~
今年もよろしくね☆


さて、あの恥ずかしい年末パーティーから数時間、何とか無事に年は明けました。
あの鍋の後は、トランプしたり人生ゲームしたり、それはもう大盛況だった。

あ、ちなみに恥ずかしいっていうのは、昨日のあずにゃんの“あ~ん”のせい。
もちろん、嫌だったとかそんなんじゃないんだよ?
ちょっと恥ずかしかっただけだし。
…それに、実は結構嬉しかったし。

でもでも、やっぱり気になる人にあんな事されたら女の子は勘違いしちゃうと思うんだ。
…もしかしたら自惚れじゃないのかも、なーんて思っちゃうし。

うすうすは気付いてた、自分の気持ち…。
もちろんクリスマスの前、憂に言われたからっていうのもある。
けど、言われなくてもきっと気付くことができたはず。
だって、ちょっと考えれば分かる事だもん。

瞼を閉じれば、思い浮かぶのはいつだってあずにゃんの事ばかり。
あずにゃんの事を考えるだけで
胸がどきどきしたり、ぎゅーって締め付けられたり、ほわって温かくなったり…
これってやっぱり、私があずにゃんの事を好きって証なんじゃないかって思うんだ。

偶然だろうと必然だろうと、私はこの気持ちに気付く事ができた。
だったらあとはその気持ちを伝えるだけ――なんだけど…
残念ながら今の私にはちょっとばかし勇気がたりなかった。
昨日のあずにゃんを見る限り、もしかすると脈ありなんじゃね?――とか思ったけど
それでもやっぱり告白するには至らなかった。

だからと言ってここで終わるつもりもない。
そう思った私の最後の手段が――



「唯先輩?」

「っ……あ、あずにゃん?」


ボーっと考え事をしていたせいで、急にあずにゃんに名前を呼ばれて驚いてしまった。
驚きの余り、心臓がバクバクなっている。


「大丈夫ですか?」

「だ、大丈夫だよ。この通りピンピン!」


心配そうに顔を覗き込むあずにゃんに、私はガッツポーズで返した。
心配かけたくないって言うのもあるけど、変に勘ぐられたくないって言うのもあった。


「何か考え事ですか? さっきからずっとボーっとしてましたけど…」

「だ、大丈夫だよ…、全然平気だよ」


まさかあずにゃんの事を考えてたからボーっとしてました――なんて答えられるはずないもんね。
そんな事言っちゃったら、私があずにゃんの事を好きだってバレちゃうかもしれないもん。


(…んん? それはそれでいいのかな?)


ううん、やっぱりダメ。
ちゃんとこの口からあずにゃんに好きだって伝えたい。
そうじゃなきゃ意味ないから。


「あ、唯先輩、次私達の番ですよ」

「おー、やっと順番回ってきたね」


そうこうしている内にやっと私達の順番が回ってきた。
何の順番かって?
それは御参りの順番。

実は私達、今近所の神社に来てて、初詣中なんだ。
さすが元旦だけあって参拝客が大勢で、私達が来た頃には既に長蛇の列をなしていた。
最初は並ばないで人が少なくなってから、ゆっくりと参拝するつもりだったんだけど
まったくと言っていいほど客足が途絶えないので、しぶしぶその列に並び始めたというわけなんだ。
もう30分位ずーっと棒立ちだったせいか足が痛いよ。


「他の先輩達待たせちゃ悪いですから、私達も早くすませましょう?」

「うん!」


私とあずにゃんがメンバーの中で列の最後だったから、他のみんなは御参りを済ませて、境内の横で私達の事を待っていた。
チラッと横目でみんなを見ると、特に私達を待っているって風でもなかったけどね。
どうやらおしゃべりに夢中みたい。
りっちゃんなんか澪ちゃんをからかって遊んでるくらいだし。


…あ、りっちゃん拳骨くらった。澪ちゃん容赦ないなー


(でもいいな、あんな関係…、私もあずにゃんと――)


もちろん拳骨を食らわせるような関係じゃなくって…。
何ていうのかな…、心と心が繋がってるって言うか…、隣にいるのが自然な関係っていうか…、

まあ大体そんな感じ。


(そのためにまず、あずにゃんに気持ちを伝えないとね…)


好きだって伝えたい。
ずっと一緒にいたいって伝えたい。

だからこそ、この初詣でしっかりお願いしないといけない。


あ、すっかり言い忘れてたけど、私の最後の手段っていうのは神頼みの事なんだよ。
ああ! 今私の事ヘタレとか思ったでしょー?


でもね、神頼みだってバカに出来ないんだよ。
信じるものは救われる~見たいな事だってあるかもしれないし。
それにここの神社って結構ご利益あるみたいなんだ。
受験生とかも結構来てるって話しだし、その受験生がことごとく受かってるみたいな話もちらほら聞いたりもする。
だからきっと大丈夫なんだよ!うん!


「じゃあいきますよ、唯先輩」

「おっけー!」


お賽銭箱に入れるお金をお財布から取り出し、箱の中に入れる。
入れたお金は5円玉。もちろん、ご縁がありますようにって意味合いを込めてね。

お金をお賽銭箱に入れた後は、鈴を鳴らしてお参りするだけだ。
私とあずにゃんは2人一緒に縄を持ち、ぐいぐいっと引っ張る。

“カランカラン”と言う音とともに大きな鈴が鳴りだした。
このカランカランって音を聞くと、本当に年が明けたんだなぁ~って実感しちゃう。


(さ、早速お願いしなきゃね!)


両手を合わせて目を閉じると、うーんと念をおくるように神様にお願いを始めた。
少しでも願いを聞いてもらえるように念入りに。


――あずにゃんに気持ちを伝えられますようにっ!――


――あずにゃんとずっと一緒にいられますようにっ!――


――あずにゃんとこ、恋人同士になれますようにっ!――


――あずにゃんと『禁則事項です♪』出来ますようにっ!――



うーん、うーんと1分くらい唸り続けようやく目を開けた。
これだけお願いしておけば大丈夫のはずだ。


(何か最後とんでもない事お願いしちゃった気がするけど、とりあえずこんなもんでいいよね!)

「あずにゃ…って――」


お参りを終えた私は、ちらっとあずにゃんの方に目をやると、何とあずにゃんはまだ手を合わせ、目を閉じたままだった。


(な、何か鬼気迫ってる?)


あずにゃんの表情は真剣そのもので、何か得体の知れぬオーラを感じた。
そこまでして叶えたい願いがあずにゃんにはあるのだろうか…。


(…わ、私ももうちょっとお願いした方がいいかな?)


そう思った私は、あずにゃんに負けない?様にもう一度両手を合わせ神様に念をおくる。


(絶対に…絶対に叶えてみせるんだから!)






それからが大変だった。
私とあずにゃんは、和ちゃんと憂に止められるまで、お願いと言う名の思念を神様に送り続けた。
さすがに5分は長かったようで、和ちゃんにプンプン怒られちゃった。

…とっても恐かったです。

後ろの参拝客からもイライラオーラが漂って来てたし、悪い事しちゃったね。
でもでも、おかげで十分お願いできたし結果オーライだよね!




「先輩は何をお願いしてたんですか?」

「えへへ~、な・い・しょ♪ そう言うあずにゃんこそ、あんなに必死になって何をお願いしてたのー?」

「なっ、わ、私だって秘密です! そ、それに、人に教えると叶わないっていうじゃないですか」

「な、なんだってー! じゃー私がしゃべってたらどうなってたのー!」

「まあ…唯先輩のお願いが叶わなかったかもしれませんね」

「あー! ひどいよあずにゃん!」



今はまだ先輩後輩の仲だけど

今年はきっと、もう一歩先に進んでみせる

だから待っていてあずにゃん

私が気持ちを伝えるその日まで――




おしまい





【あとがき】
元旦からすでに半月たってますが、今更のssです。
遅れてしまってすみませんでした!

話は前回のおおみそかssの続きで唯サイドです。
まあさすがに別の話で書くのは難しかったのでw

お楽しみいただければ幸いです^^
ではでは!
[ 2010/01/17 11:03 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)
こんばんはw
金たろうさん、今回も楽しいお話有難うございましたw。

鬼気迫るだけおねがいしてた「梓の願い事はいったい何なのかな?」って気になりますが、最後の掛け合いもいつもの2人みたいで凄く面白かったですw。

また、遊びに伺いますのでよろしくお願いしますねw
[ 2010/01/19 00:27 ] [ 編集 ]
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